殻を破る者の名
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
変態――
その言葉は、口にした瞬間、空気を冷やす
普通ではない
異常だ
病的だ
触れづらく
できれば視界から外したい存在
そういうものとして
変態は扱われてきた
言われただけで
振り払われる
否定される
説明もされない
なぜ、ここまで忌み嫌われるのか
なぜ、この言葉だけが
こんなにも強く人を遠ざけるのか
私は、疑問に思った
異常とは何だ
普通とは、誰が決めた
変わることは
そんなに不名誉なことなのか
世の中を見渡せば
誰もが同じ形で
同じ考えで
同じ生き方をしているわけではない
それでも
「違う」ことは
すぐに異常と呼ばれる
変態という言葉は
意味を説明される前に
感情だけが先に貼り付けられてしまった
だから
人は考えなくなる
考えずに
避ける
考えずに
切り捨てる
だが
言葉の奥には
必ず本来の意味がある
変態とは
形や状態を変えること
それは
外側だけの話ではない
考え方
価値観
生き方
それらが
以前と同じではいられなくなること
さなぎは
蝶になる前に
一度、溶ける
中身を保ったまま
羽だけが生えるわけではない
すべてを壊し
すべてを組み直す
その過程は
不安定で
歪で
外から見れば
異常に映るだろう
だが
それを経なければ
空は飛べない
変態とは
安全な殻に留まることをやめた者の名だ
変態とは
過去の自分を否定し
それでも前に進むことを選んだ者の姿だ
だから
変態は誇り高い
同じ場所に立ち続けることは
安心だ
楽だ
だが
進化ではない
変態は
恐怖を知っている
拒絶されることも
嘲笑われることも
理解されないことも
それでも
変わることを選ぶ
変態とは
「違う」ことを恐れない者の
もう一つの名前だ
もし
誰かにそう呼ばれたなら
思い出してほしい
それは
今の形に収まりきらなくなった証だ
殻が
きつくなったということだ
変態であることは
堕落ではない
逃避でもない
それは
自分を更新するという意思だ
だから
胸を張れ
形を変えることを
恥じるな
変態とは
世界に合わせて縮こまらず
世界のほうを問い直す者の名なのだから
殻を破る者よ
その名を
誇りとして引き受けよ
変態であることは
終わりではない
――始まりだ




