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あじさいの手紙

この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

その村には、梅雨になると決まって、一通の手紙が届く。

差出人の名はなく、宛先も書かれていない。

けれど、村の郵便局では誰もがその手紙を“あの子”のもとに届けることを知っていた。

小さな丘の上に咲く、一株のあじさい。

雨に濡れながらも、毎年、色を変えて花を咲かせる。

──その花が、少女だった。

昔々。

村に住んでいた優しい少女がいた。

病弱で、外に出られない日が多かったけれど、彼女は絵を描くのが好きで、よく花の絵を描いていた。

とくにあじさいが好きだった。

「色が変わるなんて、不思議ね。でも、私も…そんなふうに変わっていけたらいいな」

そう語っていた少女は、ある年の梅雨の日、静かに息を引き取った。

そして不思議なことに、その翌年。

少女の家の裏に、ぽつんとあじさいが咲いた。

それ以来、毎年梅雨になると──

少女が大切にしていた絵のスケッチブックの間に、一通の手紙が挟まっているという。

それは、誰かが毎年書いている、短い詩だった。

雨の音にまぎれて 君の声が聴こえる気がした

色を変えても 君は君のままだね

誰が書いているのか、わからない。

けれどその手紙は、いつしか村人たちの静かな祈りになった。

丘のあじさいは、今年も色を変えて咲いている。

最初は淡い青、

次第に紫、

そして…ほんのり赤みを帯びてゆく。

まるで、誰かの想いを受け取っているかのように。


──今年もまた、手紙は届いた。

そして、風にそっとめくれた花びらの陰に、

ひとしずくの涙のような雨露が落ちた。

まるで、少女が「ありがとう」と笑っているかのように──


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