お菓子怪獣の誘惑
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
その夜、ぼくの部屋にやってきたのは、チョコレートの匂いだった。
窓の隙間からふんわり漂ってきたその香りは、まるで呼吸するようにゆっくりとぼくの鼻先をくすぐった。
「だめだよ、お母さんに言われたでしょ?夜にお菓子はダメって」
そう言いながらも、ぼくの足は勝手に動いていた。パジャマのまま、階段をそろりそろり。
すると、台所の扉の前に、見知らぬ影が立っていた。
チョコレートの体に、マシュマロの角。
グミのしっぽをくねらせて、そいつは振り向いた。
「ぼくは、お菓子怪獣スイートン! キミの欲望を、全部かなえにきたのさ!」
目を見開いたぼくの前で、スイートンは次々とお菓子を生み出した。
ポップコーンの雨、クッキーの絨毯、プリンの噴水!
あたり一面、夢の国のようだった。
「いいの? ぜんぶ、食べていいの?」
「もちろんさ!遠慮しなくていいよ。きみはもう、ぼくの――“お菓子仲間”だ!」
ぼくはむさぼるように食べた。口の中は甘さで満たされ、頭がふわふわしていく。
でも、ふと気づいたとき、スイートンの目がギラリと光った。
「もっと食べなきゃだめだよ。ほら、もう一口……もうひとくちだけ……!」
ぼくの手が止まったとき、部屋の時計が午前三時を指していた。
その瞬間、スイートンの体がひび割れ、ビターな闇があふれ出す。
「夜に食べすぎる子は――お腹だけじゃなく、夢まで太るのさ……クックック……!」
ぞっとして目をそらしたぼくの手に、マカロンが握られていた。
でも、それは溶けていて、冷たくて、まるで涙のようだった。
──朝。
目が覚めた時、台所にお菓子はなかった。
ただ、テーブルの上に、**「また今夜、会おうね♡」**と書かれた甘いチョコペンのメッセージだけが、残されていた。
それ以来、ぼくは夜にお菓子を食べなくなった。
だって、お菓子怪獣スイートンが、今もどこかで甘い誘惑を仕込んでる気がするから。




