ウィークガール
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
月曜日の朝、彼女の世界は少しだけ重くなる
駅の天井は低く感じられ、空気は湿って、足取りは自然と遅れる
誰に何かを言われたわけでもないのに、胸の奥に小さな沈みがある
改札を抜けるとき、ため息が一つ落ちた
それは音にならず、ただ自分の中に残る
スーツは昨日と同じ
髪も、靴も、変わらない
それでも、月曜日の彼女は別人のように静かだった
仕事を始めると、時間はゆっくり進む
画面の文字が遠く、指先の感覚が鈍い
「まだ始まったばかりなのに」
その思いだけが、何度も胸を横切る
火曜日になると、彼女の背中に少しだけ力が戻る
月曜に溜まった違和感が、形を持ち始める
理不尽な指示
説明の足りないメール
会議で繰り返される、意味のない言葉
声には出さないが
キーボードを叩く音が少し強くなる
「ちゃんとしてよ」
その言葉は誰にも向けられていない
仕事に向けてでもあり
自分自身に向けたものでもあった
彼女は、折れないために
小さな怒りを支えに立っていた
水曜日は、揺れる日だ
午前中は普通に笑える
昼休みには同僚と他愛もない話もできる
けれど午後になると、急に疲れが押し寄せる
コピー機の前で
自分の存在が薄くなったような気がして
トイレの鏡で長く自分を見つめる
「私、何やってるんだろう」
答えは出ない
でも、問いは消えない
希望も不安も
同じ重さで胸の中にある
水曜日の彼女は
雲の切れ間を探すように、一日を過ごす
木曜日になると、彼女の視線は少し前を向く
カレンダーの金曜日が、はっきりと見えるからだ
仕事はまだ終わっていない
それでも、終わりが近づいていると分かるだけで
呼吸が楽になる
ランチのあと
スマホで週末の予定を確認する
何を食べようか
どこへ行こうか
何もしないのも、悪くない
木曜日の彼女は
小さな期待をポケットに入れて歩く
金曜日の朝、足音が軽い
声に余裕があり、表情も柔らかい
「今週、長かったですね」
その一言を言えることが
一週間を生き抜いた証のように感じられる
仕事が終わると、街の灯りがきれいに見える
グラスの中で氷が鳴り
笑い声が自然に出る
金曜日の彼女は
世界とようやく手を取り合う
土曜日は、音が少ない
目覚ましをかけず
光で目を覚まし
コーヒーを淹れる
洗濯機の回る音
カーテンの揺れ
時計の針
何も起きないことが、こんなにも心地いい
外に出なくてもいい
誰かに会わなくてもいい
土曜日の彼女は
感情を休ませている
日曜日の夕方になると
空の色が少し早く変わる気がする
スーパーの白い照明の下で
「明日、月曜か」とつぶやく
それでも、以前ほどの重さはない
一週間を思い返す
沈んで
腹を立てて
迷って
期待して
笑って
休んだ
「……ちゃんと、生きたな」
日曜日の彼女は
少しの寂しさと並んで立つ
夜、布団に入る
また月曜日が来る
でも彼女は知っている
感情は巡る
曜日と一緒に、ちゃんと進む
人生は、楽じゃない
一週間を生きるための、呼吸だ
彼女は、ウィークガール
月曜日の重さも
金曜日の軽さも
すべて抱えて
また次の一週間へ歩き出す
それが
彼女の日常だ




