現代の働きアリたち
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
かつて、アリたちは巣の中で生きていた
深く、狭く、外の光がほとんど届かない場所だ
だが巣は安全だった
役割は明確で、序列は絶対だった
年上のアリの言葉は命令であり
逆らう理由は存在しなかった
理不尽であっても、それが“秩序”だった
アリたちはよく働いた
朝から晩まで、休まず、疑問も持たず
その代わり、巣は少しずつ豊かになっていった
食料は安定し
敵は減り
昔より、確かに暮らしは楽になった
しかし、巣は閉じていた
外を知らないまま、一生を終えるアリも多かった
やがて――
風向きが変わった
情報が、巣の中に流れ込んできたのだ
外には、別の巣がある
もっと自由な働き方がある
効率のいい運び方
無駄のない動き方
命令を待たなくても進める道
それは高効率の波だった
若いアリたちは、気づいた
「上に従うだけが、働くことではない」と
年齢が上というだけで
絶対的な立場に立つ意味は
もはや薄れつつあった
巣の中で
静かに、しかし確実に
秩序は崩れ始めた
ある日、数匹のアリが巣を出た
それは追放ではなかった
自ら選んだ行動だった
外は広く、眩しかった
危険も多いが
景色は変化に満ちていた
別の巣を見て
別の価値観を知り
自分に合う働き方を探す
アリたちは
「働く場所」も
「生き方」も
選べることを知った
自由だった
働く時間を決め
休むことも覚え
巣に縛られず、移動する
豊かだった
少なくとも、そう感じた
だが――
変わったものもある
かつて、アリたちは
巣を守るために働いていた
今は違う
守るべきものは
団体ではなく
自分自身になった
スキル
評価
市場価値
隣のアリが倒れても
助ける余裕はない
自分が遅れれば、取り残されるからだ
アリたちは自分を磨き
高め
比較し
競い合った
その結果
誰もが自由になったが
誰もが一人になった
巣に戻るアリは減った
巣を作ろうとするアリも減った
結びつきは弱まり
子アリは生まれにくくなった
「一人のほうが楽だ」
「責任を持ちたくない」
「今は自分のための時間だ」
それは、間違いではない
だが、選び続けた結果だった
巣は、少しずつ小さくなっていく
働きアリたちは
かつてより自由で
かつてより豊かで
そして――
かつてより孤独だった
それでも彼らは
後戻りはしない
なぜなら
外の世界を知ってしまったからだ
現代の働きアリたちは
今日も一人で歩く
自分で選んだ道を
自分の足で
巣のぬくもりを
時々思い出しながら




