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諸君、私はお酒が好きだ

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

 「……諸君」

 誰もいない六畳一間で、男はゆっくりと立ち上がった

 天井の蛍光灯はちらつき、壁紙はところどころ剥がれている

 だが彼の脳内には、確かに広大な演説場があった

 テーブルの上には、銀色の缶

 すでに数は曖昧だ

「諸君……私はお酒が好きだ」

「諸君…私はお酒が好きだ」

 声は大きい

 観衆はいない

 それでも、彼は続ける

「諸君……私は酒がだぁい好きだ!」

 缶を高く掲げる

 泡がこぼれ、畳に染みる

 それすら勲章に見える夜だった

「焼酎が好きだ

 日本酒が好きだ

 ウイスキーが好きだ

 そして――ス〇ゼロが好きだ!!」

 言葉は勢いを増し、論理はすでに置き去りだ

「仕事終わりに!

 風呂上がりに!

 給料日前に!

 理由がなくても…大好きだ!!」

 彼は部屋を見渡す

 ぼろアパート

 安いカーテン

 誰も祝ってくれない人生

 だが今、この瞬間だけは違う

「お外で飲むのが好きだ!

 川辺で飲むのが好きだ!

 部屋で飲むのが好きだ!

 居酒屋で飲むのが好きだ!!

 この地上で行われる飲酒行動がだぁい好きだ! 」

 彼は信じていた

 この地上のありとあらゆる場所が、

 酒盛り場になりうると

「世間は言う……

 逃げだと

 依存だと

 現実を見ろと!!」

 缶を一口

 大きく、豪快に

「だが諸君!!

 現実を見続けた結果が、この部屋だ!!」

 少しよろける

 それでも立ち直る

 演説は止まらない

「諸君…私は望んでいる……

 気持ちよくなれる飲酒を!!

  天にも昇るような飲酒を!!」

 声はかすれ、目は潤む

「諸君……

 私に付き従う、名もなきアルコール戦友諸君……

 君たちは一体、何を望む?」

 もちろん、返事はない

 だが彼の脳内では、無数の声が拳を振り上げている

「飲酒!!

 飲酒!!

 飲酒!!」

 彼は満足そうに、うなずいた

「よろしい……

 ならば、もう一本だ」

 冷蔵庫を開ける

 そこには、最後の銀色の缶

 カシュ…

 開ける音は

 号砲のように、静かな部屋に響いた

 しばらくして

 演説者は畳に倒れ込む

 世界は何も変わらない

 人生も、明日も、たぶん同じだ

 それでも――

 この夜だけは、確かに勝利だった

 空になった缶が

 静かに、彼のそばで光っていた

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― 新着の感想 ―
ダメじゃないですか! ツマミも一緒に食べないと (そうじゃない感)
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