画面の中で光る星
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
朝の街は、今日も無言だ
灰色の空気の中で、人々はそれぞれの重さを抱えて歩いている
彼女も、そのひとりだった
会社では名前を呼ばれない
役割で呼ばれ、数字で測られ
「問題ないです」と言いながら一日を終える
帰宅
ドアを閉めると、世界は少しだけ静かになる
部屋の灯りを落とし
モニターを点ける
暗闇の中に、ひとつの窓が開く
深呼吸
「こんばんは」
その瞬間
彼女は“別な彼女”になる
画面の中では、
笑顔が名前になり
声が居場所になる
「今日も来たよ」
「声、落ち着く」
「この時間が好き」
コメントが流れるたび
胸の奥があたたかくなる
誰かの夜を
少し照らせている気がする
けれど――
混じる言葉もある
「また同じ話」
「正直、つまらない」
「なんで人気あるのかわからん」
一瞬
呼吸が浅くなる
笑顔のまま
視線だけが揺れる
――大丈夫
――気にしない
そう言い聞かせるけれど
心は、少しだけ傷つく
画面の向こうの言葉は軽くても
受け取る側の心は、ちゃんと生身だ
彼女は知っている
この言葉たちは
悪意だけじゃない
疲れている人
余裕のない人
誰にも弱音を吐けなくて
ここに流してしまう人
それでも――
やっぱり、少し痛い
彼女は一瞬
目を伏せる
けれど
もう一度画面を見る
「そう思った人もいるよね」
声は、少しだけ震えている
「今日は、みんな疲れてるのかな」
すると
別の文字が流れる
「ごめん、言いすぎた」
「仕事でボロボロだった」
「八つ当たりだった」
彼女は
ゆっくり笑う
「大丈夫、ここ、そういう夜もあるから」
星は
いつも強く光っているわけじゃない
雲に隠れる日もあるし
かすれて見える夜もある
それでも――
そこにある
「ありがとう」
「少し元気出た」
「また来るね」
その言葉が
胸の奥にそっと落ちる
配信が終わる
画面が暗くなり
部屋に現実が戻る
椅子に座ったまま
彼女は小さく息を吐く
完璧じゃない
傷つかないわけでもない
それでも
誰かの言葉を
できるだけ笑顔に変えようとした
それは、 強さじゃない
優しさだ
誰かの夜を
ほんの少し照らせたなら
誰かが、「今日を終えてよかった」と思えたなら
彼女はまた
スイッチを入れる
「こんばんは」
画面の中で
小さな星が灯る
疲れた誰かの空に
静かに、やさしく光る星として




