雪に書いたラブレター
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
12月の街は、静かに息をしていた
吐く息が白く漂い、街灯の光が雪を銀色に染めている
午前2時
青い月が、凍った夜空にひとりきり浮かんでいた
私はその光の下で、踊っていた
誰もいないバス停の前、凍るアスファルトの上
ボロボロになったドレスの裾が風に揺れて
粉雪を巻き上げては、すぐに溶けていく
——帰り道を、忘れてしまった
魔法はまだ解けない
むしろ、溶けないまま
胸の奥でかすかにきらめいている
あなたは、きっともう眠っているのだろう
それとも、誰かと笑っているのだろうか
どちらにしても、この想いは届かない
雪の上に、私は指で文字を書く
「すきです」
たった四文字
でも、雪が降るたびに文字は滲み
あっという間に白に飲みこまれる
それでも書き続ける
何度消えても、何度でも
この想いが消えてしまわないように
夜風が頬を刺す
けれど冷たさよりも
胸の奥の痛みのほうが、ずっとあたたかかった
あなたはまるで
遠い森の奥で迷っているみたいだ
近づけば遠ざかり
見つめれば霧の中に消えていく
それでも私は、あなたを探して歩く
足跡が雪に沈み、白い世界の中に私を隠していく
やがて、雪の降る音しか聞こえなくなった
「ねえ、どこにいるの?」
声は雪に吸い込まれて
青い月だけが、答えるように瞬いた
夜明けが近づく
空が少しだけ明るくなって
雪が淡い桃色に染まっていく
私は最後の手紙を書く
指先はもう凍えて
文字がうまく書けない
——あなたへ
——また会えると信じています
その文字も
やがて朝の光に溶けていく
雪の下には、もう何もない
でも、確かにここにあった
わたしがあなたを想った夜
わたしが世界でいちばん美しく泣いた夜
青い月は、まだ沈まない
まるで、あの瞬間だけを閉じ込めて
世界を凍らせたように
魔法は、きっとまだ
溶けていない




