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酔え!ス〇ゼロマスク!!

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)


冬の夜、地方都市の体育館

昭和の匂いを残すリングに

安いビールと焼き鳥の煙が漂っていた


リングアナの叫びがこだまする

実況「さあッ! ついに始まりましたぁーッ!!

 本日のメインイベント! 正義 vs 酔いどれ!

 “光の聖人”イケメンマスク対、“悪の希望”ス〇ゼロマスク!!」


解説「いやぁ実況さん、これはまさに“正義と悪の対決”ですよ

 片や孤児院を支援する完璧ヒーロー、イケメンマスク!

 そして片や、パチンコ店・競馬場・競艇場の人間たちを支援する正義(自称)のヒーロー

 ス〇ゼロマスクです!!」


実況「さああッ!!赤コーナーからぁぁぁッ!!

 夢も希望も半分どころか賞味期限切れッ!!

 それでも立ち上がる中年の星、あの男が登場だぁぁぁ!!」

場内の照明が一瞬落ち――

リング中央のスポットが銀色に光る

静寂を破るプシュッという音

その瞬間、場内に爆発的な歓声

煙の中から、腹の出た男がゆらりとス〇ゼロ片手に現れる

胸に「正義は炭酸で割れ」と書かれたマント

実況「出たぁーッ!! ダメ人間の希望!!

   アルコールの救世主ッ!! ス〇ゼロマスクぅぅぅッ!!」

ス〇ゼロマスク「ングング…かああああああ!キクゥ~~~~!!」

解説 「今日もキマッてますね…てか、ス〇ゼロとかサ〇ト〇ーに怒られないか心配です…

   でも、補給は完璧です!」

観客席がどよめく

そこには、くたびれたスーツ姿の中年、毛布を肩に巻いたホームレス

競馬新聞を持ったまま泣いているギャンブラーたち

鼻を刺すようなアルコールと汗と煙草の混じった匂い

それでも彼らは叫んでいた

「ス〇ゼロマスクぅぅ!! 頼むぞぉぉ!!」

「今日も競馬でスッたけど、アンタだけは信じてるぅ!!」

ス〇ゼロマスク「よおおおおし!任せろ!クズどもおおおおお!」

実況 「観客席の匂いが……強烈ッ!! 

 空気がもう“飲める”レベルですッ!!」


実況 「そして対するは――青コーナー!!

 孤児たちに夢を、弱き者に希望を与える本物のヒーローッ!!

 光の聖人、イケメンマスクぅぅぅッ!!」

リングサイドに白いスポットライトが差す

金色のコスチューム、筋骨隆々の完璧なシルエット

イケメンマスクが静かに十字を切ると

女性ファンたちが一斉に立ち上がる

「キャーー!! イケメーン!!!」

「がんばってぇぇ!! 正義の力を見せて!!」


解説 「これが光と闇の戦いですね

   イケメンマスクは清く正しく美しく

   ス〇ゼロマスクは、正義を自称する”ただの酔っぱらい”です。」


ゴォォォォォン!!

試合開始のゴングが鳴り響く


実況「観客動員五万人ッ!! 今宵もリングに光るは、夢か悪夢かッ!?

   ――“アル中の怪人”ス〇ゼロマスク、対するは“孤児院の英雄”イケメンマスク!!」


リングサイドでは孤児院の子供たちが、手作りの旗を振って叫んでいる。

「イケメンマスク! がんばれーっ!」


女性ファンの黄色い歓声が響く中――

ス〇ゼロマスクは、コーナーにもたれ、泡を吹きながら寝ていた。


レフェリー「おい、ス〇ゼロマスク! 起きろ! 試合始まってるぞ!!」


ス〇ゼロマスク「んぁ? ……もう始まってんの? 悪いな……前の試合の打ち上げが長くてよ……」


実況「完全に二日酔いであります!!」


イケメンマスクが構える。

筋骨隆々の身体がスポットライトに照らされて、会場が一気に静まる


イケメンマスク「俺は――子供たちの希望だ!

 暴力も、酒も、弱き者を傷つける愚かさも、全てこの拳で終わらせる!!」


観客(女性)「きゃああッ!!!すてきぃぃぃぃ!」


ス〇ゼロマスク「……は? 正義とか希望とか……そんなもん、飲み屋のツケくらいの価値しかねぇよ!」


プシュッ

ス〇ゼロマスクが、パンツの中から、缶を取り出し開ける


実況「おおっと!? 飲んだァァァ!! この場面で挑発ともとれる行動ゥゥゥ!!」


イケメンマスク「それが、お前のスタイル(流儀)か?」


ス〇ゼロマスク「スタイルぅ? 違ぇよ“生き方”だ」


直後イケメンマスクの正義のハイキックが炸裂――!

だが、ス〇ゼロマスクはふらふらと避ける


実況「出たぁーッ!! 酔中(すいちゅう)殺法!“千鳥ステップ”! 

   本人にも軌道が読めない奇行ムーブ!!」


ス〇ゼロマスクはよろけたまま場外へ

そして、下から灰皿を拾い上げ、にやりと笑う


ス〇ゼロマスク「……あの孤児院のガキどもに教えとけ

        “正義”はいつも灰皿の底でくすぶってるってなぁ」


ドガァッ!!

灰皿がイケメンマスクの側頭部を直撃!!


観客「キャアァァァァッ!!」

実況「出たぁぁぁぁ!! 『酔中殺法・灰皿無双』!! 倫理も理性も粉砕だぁぁぁッ!!!」


ス〇ゼロマスク「この世は弱肉強食! “正義”なんて都合のいい言葉なんてねぇんだよ!

        卑怯だろうと“勝ちゃあ”いいんだよぉ!!!」


観客(孤児院の子供達)「うぅ…イケメンマスクぅ~」


観客「うぉぉぉぉッ!! 言ったぁぁぁ!! さすが俺たちの希望の星ぃ!!」


女性観客「サイテー!! ほんとに酷い! 立って!イケメンマスク様! 

     そんなサイテーな奴…やっつけちゃってぇ!!」


レフェリー「おいっ!! ス〇ゼロマスク!やめろ!! 反則だぞ!!」

ス〇ゼロマスク「あぁ~ん?反則ぅ?……反則スレスレの方が人生の旨味だろぉぉ!?」


レフェリーが止めに入る

その一瞬、ス〇ゼロマスクはイケメンマスクを見下ろす


リング中央で、正義のヒーローが膝をついていた


ス〇ゼロマスク「……正義の倒れた姿が一番“絵になる”なぁ…イケメンくぅん(ゲス顔)」


灰皿に、残ったス〇ゼロを注ぐ

泡が立ち上がり、照明に反射して眩しく輝く


――ゴクッ


ス〇ゼロマスク「かあああああ!差し詰めコレはぁ…勝利の美酒ってか!?

        なぁ!正義のイケメンくぅ~ん!」


実況「再び!飲酒ッ!! 灰皿をグラス代わりにッ!! まさに極悪非道!! コレが…ス○ゼロのチカラなのかぁ!?」


その直後――


閃光


イケメンマスクの足が、まるで閃光弾のようにス〇ゼロマスクの顎を打ち抜く!!


実況「おぉと!?出たァァァ!! “イケメン・ラッシュ・テンペスト”!! 

   眩しすぎる光脚だぁぁ!!!」


ス〇ゼロマスク「!?ぐはっ……!? おいおい……

        飲んでる最中に…コレは……きいたぜぇ…!!!(血反吐)」


イケメンマスク「……俺は、負けない!貴様のような”最低”で”あおり倒す”ような

        下劣な悪のレスラーなんかに!!」


観客(女性)「イケメンマスクぅぅぅ!!!」


ス〇ゼロマスク、血混じりの笑みを浮かべて立ち上がる


「……フッ……悪ぃな……

 “正義”って言葉、どうにも酒のつまみに合わねぇんだよ」


再び、パンツの奥からス〇ゼロを取り出す

プシュッ!


ス〇ゼロマスク「――”追い炭酸”だッ!!」


実況「おおっと!? この発言は…来たァァァッ!! 

   『酔中(すいちゅう)殺法・ス〇ゼロ・スペシャル』の予告だァァァッ!!」


ス〇ゼロマスク、ぐるりと回転し――

ふらつきながらも、頭突き出し、千鳥足で突進!!


酔中(すいちゅう)殺法”奥義”――『ス〇ゼロ・スペシャル』ッ!!」


ぐるぐる回転、滑って、倒れ――

その勢いでイケメンマスクの腹にドリルのようなヘッドバット!!


ドガァァァン!!


イケメンマスク、吹き飛ぶッ!!


実況「リング中央ッ!! 強烈な飲酒ヘッドバット直撃ィィィ!!!」


イケメンマスク「ぐわぁぁぁぁぁ!」


実況「たまらず!イケメンマスク膝をつきダウンです!!!」


ス〇ゼロマスク「ふぅ……ふぅ……

        お前の“正義”も、“孤児院”も……

        酔いが覚めりゃ、現実に戻るだけだ……」


イケメンマスク「俺は……それでも……信じてる……

        誰かの”笑顔のために戦う”……それが……正義だ……」


ス〇ゼロマスク「――なら、お前の笑顔、俺が終わらせてやるよ。」


パンツの中から、”最後”の一本を取り出す

ス〇ゼロマスク「これがラストドリンクだ

        俺とお前の、人生の分岐点――乾杯だぁ!!」


イケメンマスク「やめろッ!! 何をする……!!」

ス〇ゼロマスク「イケメンくぅ~ん 教えてやるよ お前をもっと“笑顔”にする飲み物をよォォ!!」


ス〇ゼロをイケメンマスクの口元へ押し当てる!


ス〇ゼロマスク「暴れんなよ……暴れんなよ……」


イケメンマスク「ぐっ……子供たちが……見てるんだ……!そんなもの…」


ス〇ゼロマスク「だからこそ見せてやるんだよ……”生まれ変わったお前の姿”をなァ!!」


実況「でたぁぁぁぁぁ!! “ス〇ゼロ・デスロール”!! 

   泥酔状態で相手に絡みつき、ス〇ゼロを布教(強制的に)する禁断技だぁぁ!!!」


ス〇ゼロデスロールを受けながら、イケメンマスクはス〇ゼロを布教(強制飲酒)させられる!


イケメンマスク「んご…ごくごく………

        あぁ~くぅ~きゅーぱーきついぃぃ!!!」

――イケメンマスク、ダウンッ!!


実況「決まったぁぁぁッ!! これが中年の逆襲ッ!! 酔いと絶望の二重奏だぁぁッ!!!」


レフェリー「ワンッ! ツーッ! スリーーーーーッ!!!」


ゴォォォォング!!!


会場、沈黙

ス〇ゼロマスクは、ふらつきながらマイクを握る


ス〇ゼロマスク「……子供たちよ……大人はな、正義でも希望でもなく……

 “どうしようもなさ”で立ってるんだよ……見ろ!生まれ変わった…イケメンマスクを」


イケメンマスク(泥酔)「ぐへへへ…しぇいぎ…しゅきぃ~ううん~(笑顔)」


ス〇ゼロマスク(ニヤリと笑い)

「――な? 正義も悪も、飲み過ぎりゃ同じ顔だ

 でもよ……それでも飲み続けるのが、俺たちの…負け犬と呼ばれた“生き方”なんだよ」


観客、静まり返る

ホームレスの男が鼻をすすり、ギャンブラーが涙を拭う



実況 「勝者ぁぁぁぁッ!! ス〇ゼロマスクぅぅぅぅッ!!」

観客席が総立ち!!

ホームレスの男が泣き、ギャンブラーが抱き合う

「やったぁぁ!! 今日も負けたけど心は勝ったぁぁ!!!」


解説 「まさか……正義がアル中に屈するとは……こんなの何か間違えてる」


だがその一方で、

リングサイドの女性ファンたちが泣いていた

「どうして……正義が……負けるの……」

「イケメン様ぁぁ……立って……」

イケメンマスクは、ふらつきながらも顔を上げ、静かに言った

「……あいつの……正義も……悪くない……気持ちいい…」


エンディングテーマ(タ〇ガーマ〇ク風)

♪ 飲めば強いぞ ス〇ゼロマスク~

 負け犬たちの 味方だぜ~

 酔って転んで また立ち上がる~

 ヒーローは今日も 二日酔い~♪


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