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星屑列車

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)


 夜空に、線路があった

 銀色のレールが星々を貫き、どこまでも続いていた

 少年・カイは、煤けたホームに立っていた

 冷たい風が吹き抜ける

 腕の中には、壊れた懐中時計。母の形見だった

「……乗るのかい?」

 背後から声がした

 振り向くと、黒衣の女が立っていた

 金の髪、月のような微笑――彼女の名はミレナ。

 “アストラルライン”の案内人だという

「この列車は、記憶を運ぶ列車

失くしたものを取り戻したい者だけが、乗ることができる」

 カイは迷わず頷いた

「……母に会いたいんだ」

 汽笛が鳴り、夜が震えた

 銀河の闇を裂いて、列車が現れる

 車体には無数の星屑が散りばめられ

 車輪が動くたびに、宇宙の塵が舞い上がる

 ミレナが微笑む

「ようこそ――星屑列車(アストラルライン)へ」


 列車が走る

 窓の外は星雲と流星群

 通り過ぎる駅には、名前のない思い出たちが眠っていた

 ミレナがカップに紅茶を注ぎながら言う

「人はね、記憶を捨てるたびに軽くなる

でも、軽くなりすぎると――風に消えるの」

 カイは窓に映る自分を見つめた

 幼い頃の姿が、少しずつ機械に変わっていく

「……体が……!」

「心の空白を埋めるために、この列車は“金属”を与えるの」

「母に会えるなら、それでもいい……」

 ミレナの瞳が少し悲しげに揺れた

「ほんとうに、それでいいのかしら?」


 列車が停まったのは、無音の惑星

 そこでは人々が機械の体を持ち、永遠の命を享受していた

 都市は光に満ち、苦しみも老いもない

 だが、どの顔も無表情で、笑うことを忘れていた

「ここが、終着点のひとつよ」

「……みんな、生きてるのか?」

「動いている。けれど“生きている”とは限らない」

 カイは、自分の手を見る

 金属に覆われた指先が、母の懐中時計を掴んでいた

 中の針は、もう動かない

 ミレナが囁く

「時を止めた者は、もう過去に帰れないの」


 夜、列車は再び走り出す

 カイの体はもうほとんど機械だった

 それでも、彼の胸の奥には――まだ温かい鼓動が残っていた

「……母さんに、会いたい」

 ミレナがそっと手を伸ばす

 指先がカイの胸に触れ、淡い光が溢れた

「あなたの母は、最後の駅で待っている

けれど――会えば、君はもう戻れない」

「構わない

俺は、この旅を終わらせたいんだ」

 汽笛が鳴った

 銀河の海が裂け、最後の駅「ミラージュ・ターミナル」が現れた


 静かな光

 白いホームの上に、一人の女性が立っていた

 彼女の瞳は、カイが覚えているままの色

 声も、手のぬくもりも――すべて夢の中と同じ

「カイ……大きくなったのね」

 母の笑顔が、微笑む

 けれど、その背後に、朽ちた時計塔が見えた

 カイは母の胸に顔を埋めた

 金属の腕から、ぽろりと一滴の油が落ちた

 ミレナが遠くから見つめていた

「……彼は、選んだのね

永遠の機械ではなく、刹那の愛を」

 列車の汽笛が鳴る

 アストラルラインは、静かに出発した

 残されたのは、母と息子の影

 そして――一つの懐中時計が、再び動き出した


 星屑列車は今日も走る

 誰かの記憶を乗せて、銀河の果てへと

 案内人ミレナの声が、無線のように響く

「次の停車駅――“夢”

お乗りの方は、どうぞお静かに」

 夜空の向こうで、ひとつの星が流れた


「機械の体では、涙は流せない

だから、人は旅をする

泣ける心を、取り戻すために」


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