メカドリーム・クロニクル ―鋼の少年たち―
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
時は2098年
世界は、子どもたちが自分専用の“対戦ロボット”を持つ時代になっていた
それらは「メカユニット」と呼ばれ、
人の感情と連動して動く人工知能を搭載していた
機体の設計は自由
腕、脚、頭、コア――すべてをカスタマイズできる
戦うだけでなく、芸術、医療、救助にも使われる多用途機
だが、少年たちにとってそれは何よりも――夢そのものだった
そんな中、一人の少年がい
名を、ハル
どこにでもいるメカ好きの中学生
彼の相棒は、少し古びた鳥型メカユニット――“クロムスパロウ”
黒いボディに、右の翼だけが金属パッチで補修されている
「おい、ハル。今日のメンテ、また遅れただろ」
「ごめん! 部品が入荷してなくて!」
「まったく、旧型を維持するのも命懸けだな!」
軽口を叩きながらも、ふたりの絆は深かった
クロムスパロウは、ハルの父が残した唯一の形見でもあった
放課後のストリート
光る広告看板の下に、少年たちの集まりができていた
「来たな、ハル」
声の主は地区チャンピオンのカイ
彼の背後には、最新鋭のメカユニット“ヴァイス・ドレイク”が佇む
銀色の装甲が夜の光を反射し、見る者を圧倒した
「お前みたいな骨董マニアが、まだメカトルに出るのか?
面白い。やってみろよ、旧式の力とやらを」
「クロム、行ける?」
「もちろんだ、誰が骨董だって?」
ハルは笑みを浮かべた
その瞬間――
「合意とみてよろしいですね?」
不意に、路地裏のマンホールがガコン!と開いた
煙の中から、長い白髪を揺らした謎の老人が飛び出す
金属の義手、古びた白衣、そして瞳は異様にギラついていた
「ほっほっほ……待ちなさい若者たちッ!!」
「うわっ!? だ、誰だよおじいさん!」
「ワシか? 名は――ウルフ
機械と魂を繋ぐ男……そして“メカトル公式立会人”じゃ!」
ウルフは杖を突き、妙に張りのある声で続けた
「戦いを始める前に――ルールを確認しておこう
この試合は一対一、メカユニットの機能制御はAIが監視し、
人間同士の直接攻撃は禁止
敗北条件は、メインコアの停止、または戦闘不能判定
……双方、異議はないな?」
ハルとカイが頷く
「うむ――では、あらためて…合意とみてよろしいですね?」
その瞬間、街灯が連動して点滅し、AIが反応する。
《メカトル、承認――戦闘開始》
「ふぉっふぉっふぉ! では、少年たちよ――見せてもらおう!
鋼の心を! メカトロ…ファイトォ!(カーン)」
「いくぞ!クロムスパロウ!」
「ヴァイス・ドレイク、戦闘モードへ!」
閃光
衝突
金属の羽が風を切り、火花が散る
クロムスパロウが素早く間合いを詰めるが――
「遅いな、旧式!」
ヴァイス・ドレイクの両腕から、冷却レーザーが放たれた
地面が凍り、クロムの脚が一瞬で滑る
「なっ――!」
バランスを崩した隙を突かれ、
ヴァイス・ドレイクの蹴りが直撃
クロムスパロウの脚部が悲鳴を上げ
脚部モーターが火花を散らす
「クロム、脚が――!」
「ちっ、推進軸がやられた……っ、だが、まだ飛べる!」
だが、脚部損傷により、
ブースターの出力が半分以下に落ちていた。
「どうした? ”古い翼”じゃ、時代に追いつけないか!」
「ハル……オレの心拍センサーが、おまえの”焦り”を拾ってるぞ!」
「そんな……焦ってなんか……!」
「とどめだ!やれ!ヴァイス・ドレイク!」
その瞬間、ヴァイス・ドレイクが上空へ跳び、
冷却レーザーの弾丸を降らせた。
衝撃波で地面が爆ぜ、あたり一面を凍土にかえ、クロムが吹き飛ばした
脚部の装甲が剥がれ、内部フレームが露出
「クロムッ!!」
「……問題ない。ハル、”アレ”を使え!」
「アレって……まだ試してもいないのに!」
「オレは機械だ!壊れるのは怖くねぇ!けど、お前が諦めるのはイヤだ!」
「クロム…」
ハルの手が震える。
操作端末に刻まれた、一つの封印コマンド
“オーバードライブモード”
「ああ…なら、いくぞ!……クロム!」
ハルの心拍が高まり、端末が赤く光る。
クロムスパロウの胸部が共鳴し、青白いパルスが全身を駆け抜けた。
《感情同期率、臨界突破》
破損した脚が、再構成を始める。
エネルギーの羽が脚部を覆い、光のブースターとなった
「な、なんだその光……!?」
クロムスパロウが羽ばたく
燃え立つような炎の翼を広げ、夜空を切り裂く
「これが……オレたちの、空の形だッ!!」
炎の衝撃波が地面を割り、あたり一面を焼き、
ヴァイス・ドレイクの冷却レーザーを焼き切った
クロムは一直線に突撃
右脚の光刃で、ヴァイス・ドレイクの胴を貫く
閃光――そして静寂
「ヴァイス・ドレイク機能停止!勝負あり! 勝者、ハル=クロムスパロウ!」
ウルフが杖を突き上げ、高らかに宣言した。
「見事ッ!! 少年と機械、心がひとつになっておるッ!!
まさに正々堂々――”メカトル”じゃッ!!」
ハルはクロムの頭を撫でる
「よくやったよ、相棒」
「ふん……当然だ!脚の一本くらい、代わりはいくらでもある」
ウルフは満足げに笑っていた
その向かいでカイは拳を握り締めた。
顔には悔しさが滲み、唇が震えていた
「そんな……俺のヴァイス・ドレイクが……
最新鋭の機体が、こんな古いジャンクに負けるなんて……!」
ウルフはゆっくりとカイに近づき
その肩に手を置いた
「少年……メカトルに必要なのは、スペックでも新旧でもない
心じゃ
鋼を動かすのは電力ではなく――信じる力じゃよ」
「信じる……力……?」
「そうじゃ。機械は心を持たぬが、
心ある者の想いを“映す鏡”にはなる。
今、お前さんもきっと、その意味を知ったはずじゃ。」
カイは言葉を失い、ただ拳を見つめた。
風が通り抜ける。
ウルフは満足げに頷くと、再び下水管の中へと消えていった
「ほっほっほ……次“メカトル”を行う時も、
“鋼の心”を忘れるでないぞぉぉぉッ!」
あの戦いのあと、夜は静かに明けていった
修理工場の窓から差し込む朝陽が、金属片を照らす
ハルは黙々とクロムの脚部を磨いていた
溶接の焦げ跡をなぞるたびに、あの戦いの衝撃が蘇る
机の上では、クロムのデータコアが淡い光を放っていた
まるで、まだ夢の続きを見ているように
「なぁ、クロム……あいつが言ってた“鋼の心”って、
こういうことだったのかもな。」
彼は微笑む
手の中の工具を握りしめる指先に、確かな熱を感じた
恐れず、信じ抜く心
それこそが、機械を動かし、自分を強くする“原動力”なのだと
ハルは机の上に設計図を広げた
まだ描きかけの線の先に
無限の空が続いているように見えた
「そうかもしれないね、クロム…
今度は、もっと高く――あの雲の向こうまで」
彼の瞳には、夜明けの光が宿っていた
その光は、確かに“鋼の心”と呼ぶにふさわしい、強く優しい輝きだった
設計図のタイトル欄には
ハルの新たな決意の名が刻まれていた
『クロム・リバース ―心は、再び飛ぶ―』
そして、窓の外の空では――
朝焼けの中、金属の翼が一瞬、光を反射した気がした
まるでクロムスパロウ自身が、未来へ羽ばたく合図のように




