深夜うどん
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
時計の針が、日付をまたいだ。
部屋の中は冷えきっていて、
指先が少し震える。
冷蔵庫の中を覗くと、
昨日の残りのネギと、
小さな油揚げがひとつ
ぼくは迷わず、鍋を取り出した。
コンロに火をつけ、
水を張った鍋に昆布を沈める。
じわじわと泡が立ちはじめ、
部屋にやわらかな香りが広がる。
――この瞬間が好きだ。
夜更けの台所で、
湯気の音と、昆布の香りだけが生きている。
テレビも消して、
ただ、心の音を聞く
昆布を引き上げ、
ほんの少しだけ醤油をたらす。
色が琥珀に変わり、
出汁の中に深い静けさが宿る。
そこにうどんを入れる。
白い麺が踊り、
夜の寒さが湯気に溶けていく。
刻んだネギをふわり
油揚げをそっとのせる。
音もなく、それが湯の中で浮かぶ
箸をとって、
一口すすった
――あぁ、あたたかい
舌の上で、やさしい塩気と昆布のうまみが広がる。
喉を通るたびに、
身体の奥に火が灯るようだった。
夜という時間の冷たさが、
だんだんと溶けていく
外では、風がガラスをなでていた。
遠くで誰かの笑い声が聞こえた気がする。
けれど、ここだけは別の世界
ぼくと、出汁と、湯気だけの小さな宇宙
最後の一口を飲み干すと、
昆布の香りがまだ口の中に残っていた。
まるで「おやすみ」と言っているような、
やわらかい余韻
湯気がゆっくりと消えていく。
今日はきっと、
もう少し、いい一日になる気がした。




