ブルーシティ・ライオット
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
赤茶けた砂が舞い上がる。
荒野に囲まれた小さな街──酒場と教会と保安官事務所しかないこの街は
いつしか腐敗した権力の影に呑まれていた。
税を搾り取られ、酒場は沈黙し、人々は声を失った。
だが、その夜。
古びた通りに集まった若者たちの靴音が
ブルースのビートを刻みはじめた
ドン、ドンッ──木の板を踏み鳴らす音
ガシャン──空き瓶が割れる。
乾いた拍手と怒号が交じり合い
街は即興のジャムセッションに変わっていく
青白い月が頭上にかかり、影は踊りだした
「この街を縛る鎖を、今夜こそ断ち切る!」
若者の叫びは、まるでギターのリフのように鋭く響いた
やがて、保安官代わりに雇われた黒い帽子の男たちが現れる
コートの裾を翻し、リボルバーを抜き放つ
銃声が闇を裂き、硝煙がシンバルのように弾ける
だが若者たちは逃げず、炎を掲げ、木箱を叩いてリズムを返す
戦いと音楽が入り乱れ、通り全体がブルースの舞台と化した
──その時だ
酒場の裏手にあった崩れかけの壁が剥がれ落ち
その下から現れたのは、一羽の 蒼き鳥 の壁画だった
翼を大きく広げ、夜空へ羽ばたこうとする姿
砂埃と銃煙の中でもなお、ひときわ鮮やかな青が輝いていた
誰が描いたのか、いつ描かれたのか、誰も知らない
だが、銃声さえ止めてしまうほどの力を持っていた
沈黙を破ったのは、若者のひとりの囁きだった
「……自由は、まだここに生きている」
その声は波紋のように広がり、銃を構えた男たちの手をも揺さぶった
誰もが忘れかけていた感覚
かつて、この街に笑いと歌があったことを思い出したのだ
夜明け前
暴動はいつしか音楽と踊りへと変わっていた
銃声も怒号も消え、残ったのはリズムだけ
そして、壁の青い鳥は、朝日を受けてさらに輝いていた
それは荒野に吹く風が告げるようだった
「自由は、死んではいない」




