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ブロークン・ギター

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

夜の酒場は、煙と怒声で満ちていた

荒くれ者たちが酒瓶を叩きつけ、椅子を蹴飛ばし、殴り合いを繰り広げている

カウンターの奥でバーテンダーはため息をつき、壊れかけたランプが不安げに揺れていた

その混乱の中、扉がきしんで開いた

月明かりを背負い、一人の放浪者が入ってきた

背には古びたギター。だがその弦はほとんど切れ、残っているのはたった一本

酒場の視線が一瞬だけ集まったが、すぐにまた乱闘に戻っていった

放浪者は静かに椅子に腰を下ろし、ギターを抱えた

深く息を吸い、一本の弦に指を走らせる

──ビィィン……

乾いた音が、酒場全体を包み込んだ

乱暴で粗末な音のはずなのに、不思議と胸を揺さぶる響きだった

放浪者の指先は揺れ、弦は泣き、呻き、時に叫んだ

「ドゥン……ウゥゥン……ビィィィィン……」

それはブルースだった

失われたもの、背負った痛み、越えられない孤独

一本の弦が語るすべての音が、荒くれ者たちの胸に沈んでいた何かを揺さぶった

「……っ」

酒瓶を振り上げていた男が、その手を下ろす

拳を構えていた者は、涙を拭った

罵声も殴打も、次第に止んでいく

やがて誰もが椅子に腰を下ろし、黙って音に耳を傾けていた

放浪者は目を閉じ、最後の一音を爪弾いた

──ビュオォォォ……ン……

その余韻が消えたとき、酒場は不思議なほど静かだった

誰もが涙ぐみ、肩を落とし、しかし心は少しだけ軽くなっていた

乱闘は収まり、酒場はまた「人が寄り添う場所」に戻っていた

放浪者はギターを見つめた

傷だらけで、割れ目から月光が差し込むように木目がひび割れている

その瞬間──

ギターから蒼い光が、一瞬だけほとばしった

まるで魂が溢れ出すかのように、夜明けの薄明を切り裂いた

放浪者は息を呑み、呟いた

「これは……呼ばれている?」

外の空には、夜と朝の狭間に浮かぶ淡い月

その青白い光は、まるで次なる旅路を示す合図のように、放浪者を見つめ返していた


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