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スクラップヤードの未来都市

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

町はずれに広がるスクラップヤード

そこはかつて車や機械が集まり、廃棄され、ただ錆びてゆく鉄くずの墓場だった

風が吹けば鉄片同士がこすれ合い、不協和音のような音を立てる

大人たちは「近づくな、危ない場所だ」と子供たちを遠ざけた

だが、その場所に惹かれる者たちがいた

町の子供たちである

彼らは朽ち果てた自転車の車輪を回し、潰れたバンパーを太鼓のように叩き

錆びたパイプをトランペット代わりに吹いて遊んでいた

いつしか彼らの遊びは形を変えていった

「ねぇ、これを組み合わせたら、塔みたいになるんじゃない?」

「いいな! じゃあ俺、ここのパイプをくみあげるよ!」

壊れた部品や鉄くずは、子供たちの手で再び命を得た

タイヤは輪となり、窓ガラスは光を反射する羽根になり

どこにもない巨大なオブジェが少しずつ姿を現していく


大人たちは心配そうに見守った

「危険だ、そんなものに夢中になるな」

「鉄くずで遊ぶなんて、未来には何の役にも立たない」

だが子供たちは耳を貸さなかった

むしろ反発するように、彼らは朝から晩まで鉄くずを積み上げた

空に向かって伸びてゆく構造物は、不安定ながらも確かに形を持ち始めていた

ある日、町の誰もが驚いた

夕陽を浴びたスクラップの塔が、まるで黄金のように輝いたのだ

錆びついた鉄は赤く染まり、ひび割れた窓ガラスは虹色に光を散らした

廃墟だった場所が、未来都市のモニュメントのように見えた

「……あれは、もはやただの鉄くずじゃない」

老人がそうつぶやいた

「子供たちが見せてくれたんだ。我々の未来の形を」


塔はやがて町の象徴となった

遠くから訪れる人々は「これはアートだ」と感嘆し、写真を撮り、言葉を交わした

スクラップヤードはゴミの山ではなく、人が集まる広場へと姿を変えた

子供たちは胸を張って言った

「僕たちが作ったんだ。未来は鉄くずの中からでも生まれるんだ!」


夜になり、ライトに照らされた塔は星のようにきらめいた

子供たちは輪になり、塔の下で踊った

錆びたパイプから響く音はもはや騒音ではなく、

未来へのファンファーレのように高らかに鳴り響いていた

町の大人たちも笑顔を見せた

「危ないと思っていた場所が、こんなに輝くとは……」

「古いものを壊すだけじゃなく、新しいものに変える力があったんだな」


その夜、ユリという少女が塔の上を見上げて呟いた

「ねぇ、未来って、こういうことなんだよ

 ただ与えられるんじゃなくて、自分たちで作るんだ」

仲間たちはうなずき、笑顔を浮かべた

誰もが心の中で、あの塔がいつか倒れることを知っていた

けれど、それは怖くはなかった

たとえ朽ちても、その記憶は消えず、次の未来を作る糧になると信じていたから。


スクラップヤードはもう、廃棄の象徴ではなかった

それは、子供たちが切り開いた「未来都市」だった

──黄昏の空に響くリズムは、《Revelation》の旋律のように軽やかで力強い

錆びた鉄も、忘れられた街も、子供たちの手で新しい希望に変わる

未来はどこからでも始まる

廃墟の中からでさえ


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