ダービー馬とは
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
わしの名は──日本ダービーじゃ。
昭和の始まり、東京競馬場に生を受け、
幾多の時代を跨いできた。
戦火の煙も、バブルの喧騒も、灼熱の夏も、涙の雨も、
すべてこの芝2400メートルに刻まれておる。
若き者よ、わしはただのレースではない。
「栄光」そのもの、「伝説」そのもの。
一生に一度きり。三歳、その一度だけの挑戦。
そして、その一頭だけが、**“ダービー馬”**と呼ばれる。
思い出すのう──
──ある年、“皇帝”が現れた。
栗毛の馬体、落ち着いた気配、そして完璧な勝利。
わしの上を、王者の風格で支配した馬。
誰もがこう言った。「競馬に”絶対”はないがこの馬には”絶対”がある」とな。
──ある年、“64年ぶりの牝馬”が男たちの壁を打ち砕いた。
蒼き瞳に宿る闘志、他を恐れぬ先行脚。
「牝馬には無理だ」と嘲られてなお、
わしの歴史に、堂々と“紅い革命”を刻んだ。
──ある年、“シャドーロールの怪物”が暴風のように駆け抜けた。
黒鹿毛の巨体が、大地を抉るようにして突き抜けた。
振り返ることなく、ただ前だけを見据えたその背中。
わしの記憶に、いまだ焼き付いて離れん。
そう、わしは名を呼ばずとも、名を覚えておる。
風の音に、その鼓動に、その一瞬の輝きに──
彼らの“走り”が、まだここに染み込んでおるのじゃ。
そして、今年もまた若き者たちがやってくる。
過去の栄光に憧れ、現在の自分を信じ、未来を変えようとする者たち。
わしは試す。
「お前は、何を賭けて走るのか?」
「名を残す覚悟があるか?」
「己の信じた脚で、風を切れるか?」
ファンファーレが鳴る。
ゲートが開く。
希望と不安を乗せた十八の影が、芝に躍り出る。
そして、その中のただ一頭だけが、
この名を手にするのじゃ。
──ダービー馬。
わしの名を名乗るに、覚悟も、勇気も、運もいる。
だがそれ以上に、信じ抜く心がいる。
ダービーを勝つとは、歴史になること。
ダービーを勝つとは、風の向こうへ行くこと。
わしは、日本ダービー。
今年もまた、新たな伝説を待っておる。




