September Sky
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
真理子は大学院の研究室にこもり、顕微鏡とノートパソコンに向かっていた
データの整理、実験の繰り返し、論文の執筆
時計の針は深夜を回り、冷めたコーヒーだけが机の隅に残されている
「また失敗か……」
思わず小さくつぶやく
努力しても結果が出ない日々、教授からの厳しい指摘、将来への不安
窓の外には秋の空。だが高く澄んだ青さも、今の彼女にはただ遠い
疲れ切った身体で屋上に出ると、乾いた風が頬を撫でた
研究室の閉塞感から解き放たれた空は、広すぎるほどだった
そのとき、真理子のイヤホンがふいに再生を始めた
《September》
軽快なホーンと跳ねるリズム
「Do you remember the 21st night of September?」
ファルセットの声が空気を突き抜ける
真理子は驚いて足を止めた
こんな明るい曲、今の自分には似合わないと思った
だが──気づけば足がリズムに揺れていた
音楽に押されるように、心の奥に眠っていた記憶が蘇る
学部生だった頃、仲間と笑いながら研究室で夜を徹したこと
学会発表の前に、緊張を紛らわすためみんなで歌ったこと
不安も失敗もあったけれど、その日々は間違いなく輝いていた
「私、忘れてたんだ……」
研究の成果や評価ばかりを追い求めるうちに、自分がどうしてこの道を選んだのかを
夜風が髪を揺らし、ベースの低音が心臓に響く
屋上のドアが開き、同じ研究室の後輩が顔を出した
「あ、先輩もサボってるんですか?」
真理子は苦笑した
「ちょっとね…疲れたから」
後輩は音漏れしたリズムに合わせて指を鳴らす
「この曲、秋空に似合いますよね」
二人は思わず一緒に歌い出した
「バーディアー! セイ、ドゥーユーリメンバー!」
笑い声が屋上に響き、秋風に溶けた
曲は再びテーマに戻る
「September── love was changing the minds of pretenders!」
真理子は胸の奥でそのフレーズを繰り返した
「そうだ、私は私のままでいい」
夕焼けに染まる秋空を見上げながら、真理子は深呼吸をした
失敗も不安も消えはしない
けれど、リズムに身を任せれば、心は軽くなる
「……よし、またやってみよう」
再び研究室に戻る足取りは、さっきよりもずっと軽かった
秋の空は変わりやすい
だがその移ろいは、新しい風景を連れてくる
そしてファンクは、その変化を「楽しめ」と歌っていた




