何がヒップ?
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
深夜のワンルーム
大学生の悠斗はベッドに寝転び、スマホでSNSを延々とスクロールしていた
「トレンドはこれ?」「次の流行りはこれ?」
人気インフルエンサーの発信に振り回され、疲れ果てていた
フォロワー数は増えた
けれど胸の奥は空っぽだった
「俺、ほんとにカッコいいのか? ただ真似してるだけじゃないのか……」
その時、机の上のノートパソコンが突然、低い音を鳴らした
「ブォン……ドゥン!」
どうやら兄が昔入れていたプレイリストが勝手に再生されたらしい
流れてきたのは、ブラスが炸裂する古臭いファンク
Tower of Power《What Is Hip?》
最初は眉をひそめた
「なにこれ、昭和っぽ……いや、アメリカか? 古すぎない?」
だがブラスの鋭いリフとベースのうねりが続くにつれ
「ダサい」と思っていた耳が、次第に音に掴まれていく
「What is hip? If you’re really hip, the question will trip…」
──何がヒップなんだ? 本当にヒップなら、その問いに自分で答えてみろ
悠斗の胸にざらついた声が突き刺さった
流行を追ってきた日々が頭をよぎる
ブランドの服、流行りの音楽、バズった動画──
「俺が選んだんじゃなくて、流れに乗っかってただけじゃん……」
曲はどんどん勢いを増していく
ブラスが挑発し、ベースがうねり、ギターが細かく刻む
「お前はどうしたい? お前自身の音はどこにある?」
気づけば、悠斗は机の上のシャーペンをスティック代わりに
ノートを叩きながらリズムを刻んでいた
ぎこちない。でも、それは確かに「自分の音」だった
曲が再びテーマに戻る
「What is hip?」という問いかけが、今は責めではなく背中を押す声に聞こえる
「俺の“ヒップ”は、誰かに決められるもんじゃない
心から“これが好きだ”って言えるものを、俺が選ぶことだ」
胸の奥が少し軽くなった
古臭いと思っていた音楽に、逆に新しい未来を見せられた気がした
曲が終わると、ノートパソコンの画面は暗転し、部屋は静かになった
だが悠斗の心にはまだブラスの音が残っていた
彼はスマホをベッドに放り出し、ノートを開いた
「俺のヒップ」「俺のスタイル」
そう殴り書きしてから、ペンを置いた
夜風が窓から吹き込み、街の明かりが遠くに瞬いている
「……もう流されるのはやめよう。俺の音を鳴らす」
その言葉は、誰に聞かせるでもない
けれど悠斗の中で確かに響いていた




