カリブの風
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
港町の酒場
カリブの風に乗って、トランペットの音が漂う
踊り子マリアは赤いスカートを翻し、リズムに身を任せていた
彼女の視線の先には、船乗りのルイス
荒波に揉まれた腕を組みながら、彼女の踊りを静かに見つめていた
「嵐が明けたら、必ず帰ってくる」
彼はそう言って、マリアの髪に白い小花を挿した
「その花が枯れる前に、戻ると誓う」
マリアは笑顔で頷いたが、その瞳は揺れていた
海はいつも命を試す
そして彼女は知っていた
約束は、時に風のように遠くへ消えてしまうことを
夜明け、ルイスの船は港を離れた
波のリズムに合わせてドラムが響き
遠ざかる帆船にマリアは踊りながら手を振った
だが嵐は突然訪れた
黒雲が空を裂き、稲妻が帆を切り裂き
ルイスの船は、怒り狂う海に呑まれていった
それから幾つもの季節が過ぎた
港町の酒場では相変わらず音楽が流れ
マリアは赤いスカートを翻し続けた
だが胸元の花飾りだけは、色を失わないままそこにあった
ある晩、カリブの風が優しく吹いた
マリアの足元に、ひとひらの小さな花が転がってきた
それは、かつてルイスが彼女に贈ったものと同じ白い花
マリアは涙を浮かべ、そっと拾い上げる
すると、耳元に懐かしい声が響いた
「約束は果たした……。これからも君の踊りのそばにいる」
マリアは静かに踊り出す
足取りは軽やかで、けれど切ない
赤いスカートが夜風に揺れ
白い花が彼女の胸で、ルイスの魂のように揺れていた




