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支えたもの

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

わしは、鉄骨柱。

この工場に打ち込まれてから、もう五十年近くが経つ。

最初に立てられたときのことは、よぉ覚えとる。

火花が飛び交い、セメントのにおいが漂い、

職人たちの怒号と笑い声が、空に響いとった。

わしはその日から、屋根を支え、壁を繋ぎ、風に耐え、雨に打たれ、

ずっとここで工場を“支えて”きたんじゃ。

ここは町工場。でっかい企業じゃあないが、ものづくりに魂を燃やす人たちがおった。

旋盤が唸り、溶接の光がきらめき、鉄が削られるたびに、この柱の奥まで振動が伝わってきた。

若い兄ちゃんが、初めて機械を動かした日。

失敗して泣いた子が、数年後には後輩に教える姿。

社長が、景気の波に悩みながらも「ここは潰さねぇぞ」と笑った日。

全部、わしは見てきたんじゃ。

でも、時代は変わる。

大手に仕事を取られ、海外に工場が建ち、

気がつきゃ、注文も減って、人も減って……

ひとつ、またひとつ、機械が止まる音がした。

灯りが減り、音が減り、声が減っていった。

それでも社長は、最後までわしに向かって言ったんじゃ。

「お前がいてくれて、助かったよなぁ。……よく耐えてくれた」

そのとき、わしは何も言えんかった。鉄には、声なんてないからな。

ただ、軋むようにちょっとだけ、きしんで返したんじゃ。

やがて、閉鎖の日が来た。

工具も持ち出され、機械は運ばれ、誰もおらん工場の真ん中に、

わしだけがぽつんと残された。

……ええんじゃ。これが、わしの役目じゃったんや。

支えるだけ。黙って、ただ立ち続けること。

それでええ。

それで、よう頑張った。

今日、解体業者が来るらしい。

この工場ごと、わしはバラされて、鉄くずになるんじゃと。

でもな、それでもわしは、誇りを持って終われるんじゃ。

わしは鉄骨柱。

ここで生まれ、ここで支え、ここで朽ちる。

ええ人生じゃったよ。

ありがとうな、工場。

わしを、柱にしてくれて。

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