青の中の秋
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
秋風が頬を撫でる
木々は赤や黄に染まり、落ち葉が舞うたびに道は絨毯のように彩られていく
おじいさんは杖をつきながら、ゆっくりとその道を歩いていた
そこは、かつて妻とよく歩いた散歩道だった
彼女は秋が大好きだった
「この色の移ろいを見ていると、時間までやさしくなるわ」
そう言って、落ち葉を拾い上げては笑った
今、その隣に彼女の姿はない
だが、おじいさんの耳には、どこからともなくトランペットの音が聞こえてきた
深く、青と緑の間を漂うような旋律
――《Blue in Green》
旋律に合わせて、記憶が鮮やかに蘇る
――若い頃
ふたりで手をつないで歩いた公園
紅葉のトンネルの下で、彼女が振り返り「写真を撮って」と無邪気に笑った
――結婚してから
子どもたちを連れて訪れた秋祭り
焼き栗の香りに誘われて、彼女がはしゃぐ姿
――老いてから
病床の妻の枕元で、この道の落ち葉を見せてやったこと
彼女は枯葉を手に取り、弱々しくも「きれいね」と微笑んだ
音はまるで、そのすべてを抱きしめるように流れていた
切なく、しかしどこか温かい
おじいさんは涙をこぼしながらも、胸にあの声と笑顔を感じていた
やがてトランペットの音は静かに消えていく
残されたのは、秋風と落ち葉のざわめきだけ
おじいさんは足を止め、空を見上げた
夕暮れの光が群青へと沈み、木々の緑と重なっていく
まさに「Blue in Green」の景色
「また一緒に歩けたな……」
彼はそう呟き、胸の奥で妻に語りかけた
落ち葉がひとひら、肩に落ちた
それを指先で摘みながら、おじいさんは小さく笑った
それはまるで、妻が「ありがとう」と返してくれたようだった




