So What の夜
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
青年は暗い街を彷徨っていた
職場での失敗が重なり、上司の叱責と同僚の視線が頭から離れない
自分の存在など、誰にも必要とされていない――そう思うほどに心は沈んでいた
その夜、彼は決心していた
もう歩みを止めるしかない、と
ポケットには、残した手紙
行き場のない思考を抱え、人気のない橋へ向かう途中だった
だが、不意に足を止めた
路地の奥から、不思議な音が聞こえてきたのだ
冷たい夜気を切り裂くような、澄んだトランペットの音
その響きは言葉ではなく、問いかけのように耳を打った
――So What?
だからどうした?
青年の足は自然と、その音に導かれていった
古びた扉を開けると、そこは小さなジャズクラブだった
観客の姿はなく、ただステージにひとりのトランペット奏者が立っていた
薄暗い照明の中、その存在は幻のようにも見えた
奏者は何も言わず、吹き始めた
低く、抑制されたフレーズ
間を大切にした音は、沈黙を切り裂きながら青年に迫る
「俺は失敗したんだ……もう戻れない」
青年は心の中で呟いた
するとトランペットは高らかに応える。
――So What?
「人に笑われて、情けなくて……」
またフレーズが重なる
「それがどうした?」と、冷静に言い放つように
ピアノがやさしくコードを重ね、ベースが深くうねる
ドラムのブラシが静かに夜を撫でる
その上で、トランペットはただひたすら問いかけ続ける
青年の目から、不意に涙がこぼれた
叱責も、失敗も、未来の不安も、すべてこの音の前では取るに足らないものに思えてきた
「そうだ……失敗なんて誰にでもある
なのに俺は、全部終わらせようとしていた」
彼の心に、微かな光が差し込んだ
最後の一音が響き、クラブは静まり返った
トランペット奏者はただ青年を見つめ、何も言わずに頷いた
気がつくと、クラブの扉は消えていた
青年は橋の上に立っていたが、もう飛び込もうという気持ちは消えていた
代わりに胸に残っているのは、あの冷静で力強い問いかけ
――So What?
だからどうした?
夜明け前の空に星が瞬き、冷たい風が頬を撫でた
青年はポケットの手紙を破り捨て、深く息を吸い込んだ
もう一度歩き出す。音が教えてくれたように




