孤独なブルーバップ
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
熱狂の夜が終わったあと、クラブは嘘のように静かだった
観客は帰り、テーブルには飲み残しのグラスだけが並んでいる
椅子の影が長く伸び、タバコの煙もほとんど消えていた
サックス奏者はまだ帰らなかった
仲間は楽器を片付けて立ち去ったが、彼だけはステージに残り、アルトを抱えていた
理由は自分でもわからなかった
ただ――吹きたい。心に残った何かを音に変えたかった。
彼は深く息を吸い、静かに音を放った
速いビバップではなく、ゆったりとしたブルース
音は低く、夜の底に沈むようだった
「ブルーバップ」――そう呼ぶしかない響きだった
複雑なコード進行をなぞるわけでもない
しかし、一音ごとに彼の孤独と哀しみ、そして確かな誇りが刻まれていた。
かすれた高音が天井に届く
深い低音が床を這う
観客のいないクラブで、その音だけが彼の友だった
「ビバップは自由だ。だが、自由は時に孤独でもある」
彼は音でそう語っていた
曲は自然にブルースのテーマに戻る
単純だが、だからこそ強い旋律
そこに漂うのは哀しみだけではなく、どこか温かさだった
最後の一音を吹き切ると、クラブは再び沈黙に包まれた
窓の外では、空が少しずつ白み始めている
夜は終わり、また新しい一日が始まろうとしていた
サックス奏者は楽器をケースに収め、静かに立ち上がった
孤独なブルーバップは、確かにこの夜を生きた証だった




