高速バップ・トレイン
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
夜更けのクラブは、すでに熱気に包まれていた。
観客の笑い声、グラスのぶつかる音、タバコの煙
そのすべてが、これから始まる旅の合図だった
ステージの中央に立つサックス奏者が、深く息を吸い込む
ドラムがシンバルを鳴らし、ベースが力強く歩き始める
ピアノが転がるようにコードを叩き、列車の車輪のようにリズムが走り出した。
「出発だ!」
観客の誰かが叫び、笑い声が広がる
高速バップ・トレインが動き始めた。
サックスが鋭く切り込む
音は矢のように放たれ、めまぐるしく音階を駆け上がり、駆け下りる
その速さは観客の耳を追い越し、頭の中で反響し続ける
ピアノが応える
複雑なコード進行を素早く叩きつけ、列車の線路が切り替わるように次々と転調する
ベースは必死に追いかける
一音でも外せば脱線してしまう、そんな緊張感の中で歩みを止めない
ドラムはエンジンの轟きのようにスティックを叩きつける
スネアとシンバルが火花を散らし、観客は座っていられなくなる
誰かが立ち上がり、身体を揺らし始める
サックスはさらに加速する
音はすでに言葉を超え、ただ純粋なスピードと衝動だけが残る
観客の心臓も同じリズムで跳ね、会場全体が一台の列車となって疾走していた。
長いソロが終わり、バンドは再びテーマへと戻る
だがそれは最初よりも速く、力強かった
まるで目的地に突き進む列車が、最後の加速を見せるように
サックスが最後のフレーズを吹き切り、ピアノとベースが一斉にコードを叩く
ドラムがクラッシュシンバルを鳴らした瞬間――
列車は目的地に到着した。
クラブは大歓声に包まれる
観客は立ち上がり、拍手と口笛で演奏を讃える
演奏者たちは肩で息をしながらも、互いに笑みを交わしていた。
「まだ走れるさ」
サックス奏者は心の中で呟いた
この列車は終わらない…夜ごとに走り続ける




