夜更けのジャム
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
午前一時を過ぎたクラブは、客の数も少なくなり、残るのは熱心な常連と楽器を抱えた連中ばかり
店内はタバコの煙で曇り、グラスの氷がかすかに鳴っていた。
「そろそろ始めるか」
ドラムの男が椅子に座り直し、スティックを軽く打ち合わせる
ベースが低音をつまびき、ピアノが軽くコードを鳴らす
言葉は一切なかった
ただ目を合わせ、うなずくだけで十分だった。
音が会話の代わりになる――それが夜更けのジャムの流儀だった。
サックスが最初に声を上げる
速くもなく、ゆっくりでもなく、ふいに語りかけるようなフレーズ
「今日はどんな気分だ?」
そんな問いかけのように聞こえる
すぐにトランペットが応える
短く鋭いフレーズで、まるで「上等だ、かかってこい」と挑発するように
観客がクスリと笑い、指を鳴らした。
ピアノが割って入り、和音で宥めるように響く
「まあまあ、落ち着け。ここは遊び場だ」
ベースが続けてリズムを歩ませ、ドラムが軽くシンコペーションを加える
サックスが再び吠える
今度は長いフレーズで、トランペットを煽る
トランペットは負けじと高音で突き抜ける
二人の掛け合いは、もはや口論にも似ていたが、そこには確かな信頼があった。
観客は息を呑む
言葉はない
だが誰もが、彼らが語り合っているのを確かに感じていた
セッションは続く
ソロが交わり、時にぶつかり、時に溶け合いながら、少しずつ熱を収束させていく
最後にピアノがテーマを弾き直す
静かで、しかしどこか晴れやかな響き
ベースがそれを支え、ドラムが軽くブラシで寄り添う
サックスとトランペットは短く頷くようにフレーズを添え、演奏はふっと終わった。
沈黙が訪れる
次の瞬間、観客の拍手が弾け、クラブ全体が笑顔に包まれた。
「言葉はいらねえ。音がすべてだ」
常連の一人がそう呟いた。
夜更けのジャムは、朝の気配を連れてやってきていた。




