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星降るリフレイン

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

港の夜風は少し湿っていた

波止場には貨物船が停泊し、灯台の光が規則正しく海を照らしている

魚の匂いと潮の香りが混ざり合う中、ひときわ賑やかな声が響いた。

「おい、今夜は特別だぞ!」

集まったのは、街のジャズ仲間たち

ひとりの仲間――長年セッションを共にしてきたサックス奏者が、明日には遠い街へ旅立つ

その見送りを、ただの挨拶で終わらせるわけにはいかなかった。

「音楽で送り出そう! 港いっぱいにスウィングを鳴らしてな!」

そう言って、誰もが楽器を手にした。


ピアノが軽快にイントロを弾き出す

その瞬間、全員の顔に笑みが広がった。

「In The Mood だ!」

ウッドベースが歩き出し、ドラムがブラシでリズムを刻む

そしてサックスがあの有名なフレーズを吹き鳴らすと、港全体が跳ねるように揺れた

観客代わりの船員たちが手拍子を始める

「パン! パン! パンパン!」

リズムは自然に広がり、仲間たちの体が動き出す

トランペットが鮮やかに加わり、ブラスが陽気にリフを重ねる

サックスとトランペットの掛け合いは、まるで「お前を祝福している」と笑いながら

語りかけるようだった

そして旅立つ本人――サックス奏者がにやりと笑い、ソロを吹き始めた。

高らかな音が夜空に溶け、星々に跳ね返る

その音色には、別れの寂しさよりも、新しい旅立ちへの希望が込められていた。


「さぁ、今夜は踊れ!」

歌い出したのは陽気なベーシストだった。

即興の日本語詞で、仲間を送り出す気持ちをそのまま歌にする

「行ってこいよ! 新しい街で!

 こっちのことは心配すんな!

 俺たちはここでスウィングしてる!」

笑い声と拍手が広がり、港はまるでダンスホールになった。

子どもも大人も入り混じり、波止場でステップを踏み、笑いながら手を叩いた

サックスが吠え、トランペットが突き抜け、クラリネットが明るく跳ねる

全員の演奏が「In The Mood」のリフに重なり合い、

まるで音楽そのものが仲間を送り出しているようだった。


夜空に星が降るように瞬き、港の波間に反射して揺れていた。

楽士たちは最後に全員で声を合わせる

「お前の旅路に、リズムがあるように!」

その言葉とともに、全員がテーマをユニゾンで吹き鳴らす

「ダダッ、ダダッ、ダダッ、ダダッ!」

あの有名なフレーズが星空に響き渡り、観客は足を踏み鳴らし、歓声を上げる

最後のフレーズ

ドラムがシンバルを派手に打ち、サックスが一際高らかに叫ぶ

トランペットが華やかに鳴き、ピアノが明るく締めくくった。

大きな拍手と笑い声が波止場に広がる

老いも若きも関係なく、港町の夜は祝祭に染まっていた。

旅立つサックス奏者は深々と頭を下げ、仲間たちに叫んだ。

「ありがとう! 最高のセッションだった!

 俺の心には、いつだってお前らのリフが鳴ってる!」

港に再び汽笛が響き、星空がその言葉を抱きしめるように瞬いた。


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