市場ブギ
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
まだ日も昇らぬ早朝、青果市場はすでに活気に包まれていた
トラックが次々と乗り入れ、段ボールを積んだ荷台が揺れる
ガラガラと台車の車輪が床を転がり、金属音があたりに響く
「いよっ!」「三百だ!」「五箱いっとけ!」
仲買人たちの掛け声は、ブラスの合図のように明るく飛び交う
汗の匂い、果物の甘い香り、野菜の青臭さ
そのすべてが市場のリズムを刻み、まるで街にとってのモーニング・ジャズのようだった。
セリが始まる
「百五十! 百五十!」
「二百! 二百だ!」
掛け声の応酬はコール&レスポンス
ドラムのスネアのように響く木槌の音と混じり、広場は一気にブギの舞台となった
魚屋の親父が調子外れに口笛を吹くと、八百屋の青年が野太い声で合いの手を入れる
「ウォウッ! そいつは安いぜ!」
笑い声がサックスのグリッサンドのように広がり、リズムはさらに跳ね上がる
やがてトランペットを持った青年が荷台の上に飛び乗り、
「いくぞ、市場ブギだ!」と叫んで演奏を始めた。
鮮やかなハイトーンが市場全体を突き抜け、
掛け声や足音を伴奏に変えてしまう
それに応えるように、古株の仲買人がサックスを吹き鳴らす。
「フゥ〜!」
音は豪快で、まるで市場そのものが声を上げているようだった。
市場の人々は野菜を持ち上げ、果物を並べ、
その動きすらもリズムのステップとなっていた。
やがて東の空が赤く染まる。
トランペットとサックスがテーマを重ね、市場は最高潮に達した。
果物を運ぶ青年たちは足を踏み鳴らし、
「ヘイ!」「ホウ!」と声を合わせる。
仲買人も、トラック運転手も、買い付けに来た客も、
全員がブギの一部となり、市場全体がビッグバンドになった。
最後は全員の掛け声とともに、トランペットが鋭く一撃を放つ
その瞬間、朝日が昇り、青果市場は黄金色に染められた
市場の喧騒は終わらない
だが誰もが知っていた――これはただの取引ではなく、
街に一日のリズムを与える「市場ブギ」なのだと




