地下鉄シェイク
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
終電間際の地下鉄
揺れる車両にはわずかな乗客だけ
蛍光灯の青白い光が、金属の壁に冷たく反射している
ガタン、ゴトン
規則正しい車輪の響きが、眠気を誘うどころか――
ドラムのバスドラのように低く響き、ひそかなリズムを刻み出していた
吊り革に揺られるサラリーマンの佐藤は、思わず笑った
「こいつは…音楽だ」
座席の学生が膝を叩き、リズムを加える
タン、タタタン!
その隣の若者はポケットからハーモニカを取り出し、軽快に吹き始めた
やがて車両の奥から、スーツ姿の中年男性が立ち上がる
深呼吸をひとつすると、突然、陽気な歌声を響かせた
「むかしむかし、ちょっと夢みがちな娘がいてさ〜♪」
車内の乗客たちは顔を上げ、思わず笑いがこぼれる
彼は歌いながら、両手を広げて呼びかけた
「みんなで一緒に! ホ〜ディホ〜!」
驚きながらも、学生たちが応える
「ホ〜ディホ〜!」
「ハ〜ディハ〜!」
「ハ〜ディハ〜!」
車両いっぱいにコール&レスポンスが広がる
電車の揺れはシェイクとなり、床を踏み鳴らす音が自然と加わった
向かいの席に座っていた青年が、急にサックスケースを開ける
「どうせなら俺も参加だ!」
組み立て終えるや否や、太い音を吹き鳴らした
ブオーッ! ビャ〜オ!
金属の壁が共鳴し、車内がライブハウスのように震える
歌う男は声を張り上げる
「シェイクしな! 踊りな! 夢の中まで連れてってやる!」
観客代わりの乗客たちは拍手し、手を叩き、笑い声を混ぜた
車内の空気は、もう眠気など許さない
まるでキャブ・キャロウェイのショーを目の前で観ているようだった
電車はトンネルを抜け、次の駅へ滑り込む
だが誰も降りようとしなかった
むしろリズムはさらに盛り上がり、全員が声を揃えて叫ぶ
「ホ〜ディホ〜!」
「ハ〜ディハ〜!」
「ヒ〜ディヒ〜!」
笑いと合唱が混ざり合い、地下鉄の車内は一夜限りのダンスホールになった
サックスが最後に高音を突き抜け、歌声が余韻を残す
やがて電車が減速し、静寂が戻る
だが人々の心には、まだ「地下鉄シェイク」のリズムが鳴り続けていた




