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真夜中ホット

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

午前二時、街角の小さな食堂

暖簾をくぐれば、ラーメンの匂いと油の香りが漂う

カウンターにはタクシードライバー、学生、残業帰りのサラリーマン――

誰もが疲れを抱えつつ、熱い丼をすすっていた

だが、この店の真夜中は普通の食堂とは違った

鍋を叩く音、まな板を刻む包丁のリズム、湯気の中のざわめき――

それらが揃うと、自然に一つのビートが生まれる

店主が小さく口笛を吹いた瞬間、食堂全体がイントロに包まれた

夜はここから、スウィングの時間へと変わっていく


カウンターの学生が、箸でテーブルを叩いた

「タン、タタタン!」

それに合わせてタクシードライバーがカウンターを拳で鳴らす

「ドン、ドドン!」

店主も負けじと鍋を杓文字で叩き、シャンシャンとシンバルのように響かせた

「おいおい、これはただの夜食じゃねぇぞ!」

学生が笑う

「真夜中のセッションだ!」

その言葉を合図に、奥から陽気なトランペットが鳴り響いた

まるで誰かが待っていたかのように、ケースから楽器を取り出した青年が立ち上がり、

勢いよくブラスのテーマを吹き鳴らす

人々がざわめき、リズムが跳ね上がる

そこへ別の常連がサックスを加え、太く明るいフレーズで応戦する

「ビャ〜オ! バラバッバッ!」

まるで競い合うようにトランペットとサックスが掛け合いを繰り返し、

店内はラーメン屋というよりもビッグバンドのリハーサルのようだった


「ジャンプして! ジャンプして! ワイルドにいこうじゃないか!」

突然、奥の席にいた大柄な男が立ち上がり、陽気に歌い出した。

その声は太く、ラーメン屋の壁を揺らすほどのパワー

まるでルイ・プリマの魂が乗り移ったかのような豪快さだった

観客は歓声を上げ、学生もスーツ姿のサラリーマンも手拍子を始める

歌声に合わせ、トランペットが笑うようなフレーズを吹き

サックスが応えるように野太いソロを叩きつける

「ホットな夜だぜ!」

歌う男はカウンターを叩き、笑いながらさらに声を張る。

「ジャンプして、叫んで、踊れ! これが真夜中のホットだ!」

店は一気に熱気に包まれ、丼を抱えた客までリズムに合わせて肩を揺らしていた


時計は三時を回る

だが食堂の中では、眠気など誰一人としてなかった

トランペットが高音を突き抜け、サックスが低音を唸らせる

大柄な男の歌はさらに跳ね、笑い声と手拍子が混じって止まらない

最後は全員が一斉に声を合わせ、

「ジャンプ! ジャンプ! ワイルド!」

と叫び、トランペットの一撃で締めくくられた

拍手と笑い声が響く中、店主は湯気の立つラーメンを差し出し、にやりと笑った

「ほら、体力つけろよ。ジャズは腹が減っちゃできねえだろ?」

客たちは笑いながら丼を受け取り、すすり音さえスウィングのリズムに変えていった

真夜中の熱気は、夜明けまで消えることはなかった。



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