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電話の向こうに、君はいた

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

あの日、秋葉原の空は、やけに青かった。

それなのに、なぜか世界は「ざわついて」いた。

 

駅前で、俺は奇妙な既視感に襲われていた。

見慣れた街。見慣れた人々。だが、何かがズレている。

「やっぱり変だ……」

通りを抜けて、俺はあの“貸し会議室”へ向かった。

今日は、とある物理講演会の日。俺はひとりの天才研究者の話を聞きに来たのだ。

 

「タイム……マシン?」

壇上の男がそう言った瞬間、背筋が凍った。

白衣。ボサボサの髪。早口な口調と、どこか浮世離れした目。

「過去へ戻るなど非現実?否、世界は選べるのです。その理論を今、証明しましょう」

瞬間、室内の空気が弾けた。

 

──地響き。

ビル全体が揺れ、窓の外が赤く染まった。

見上げれば、空に“何か”が走っていた。稲妻のような光──それは、見えない歪み。

 

人々は逃げ惑ったが、俺はその場から動けなかった。

脳が警鐘を鳴らしている。

「これは、ただの事故じゃない」と。

そのとき──

俺の携帯が鳴った。

 

表示されるのは「非通知」。

震える手で、受話ボタンを押す。

『……聞こえる? これが最初で最後のチャンス』

女の声。どこかで聞いたことがある。

『すぐにその場を離れて。さもないと……世界線が固定される』

「は、はい……?」

『信じて。あなたには“選ぶ力”がある──携帯が鍵。送って。あの写真を、今すぐ誰かに』

 

──その声が消えた瞬間、世界が“静か”になった。

ビルの揺れも、外の騒ぎも、何事もなかったかのように消え去っていた。

さっきまでの混乱は、夢だったのか?

いや、手にはあの時の着信履歴が残っている。

そして、写真フォルダには──

「……誰だ、こいつ?」

見覚えのない少女の写真。

カメラを見つめ、微笑んでいる。

だが、その背景にある空は“赤”く染まっていた。

 

──世界は変わった。

駅前の広告が微妙に違う。

知っているはずの看板が、知らない名前に変わっている。

すれ違う人の中に、見覚えのない制服の少年たちがいる。

俺は“昨日までいた世界”とは、ほんの少しだけ違う場所に立っている。

 

携帯が、再び鳴る。

またしても、非通知。

『これが、始まりよ。もしあなたが望むなら──“あの夏”を取り戻せる』

耳元で、微かな風の音が混ざったその声は、

なぜか懐かしくて、哀しかった。

 

──俺は走り出した。

この手に握った、たったひとつの選択肢を信じて。

「携帯一つで世界が変わる? 笑わせるな……でも、もし本当なら──」

 

運命なんて、俺がねじ曲げてやる。

何度でも、世界が壊れようとも。

──電話の向こうに、君がいるなら。


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