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ぼくは、夏のまんなか

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

ぼくの名前は、スイカ。

まるくて、おおきくて、皮はみどり、なかはまっか。

そして、なにより──夏になると、みんなが会いに来てくれる。

だけど、ぼくにも昔があるんだ。

むかしむかし、遠いアフリカの乾いた大地で、ぼくの先祖は生まれた。

乾いた喉をうるおすために、太陽の国で水分をたっぷり含んで育ったんだって。

それが旅をして、エジプトに、地中海に、やがてシルクロードを渡って、

ずいぶん遠くまで来た──そう、日本という島国に。

ぼくがこの国に根を下ろしたのは、江戸時代のころ。

最初は薬だったらしい。身体を冷やして、熱を鎮める不思議な実として、

お医者さまのところでだいじにされてたんだ。

けど、だんだんと、もっと身近になってきた。

暑い日に冷やして食べれば、「うまい!」って笑顔になってくれる。

海辺で割られたり、お祭りで売られたり、

冷蔵庫のなかでそっと待っていたり──

気づけば、ぼくは夏の風物詩になっていた。

「夏といえばスイカだね」って、子どもたちが笑ってくれる。

プールの帰りに、おばあちゃんが切ってくれる。

縁側で、種をぷっぷって飛ばしながら、みんなが並んでかぶりつく。

ぼくの命は、そんなに長くない。

ひとつの季節が終われば、みんなの記憶のなかにしまわれて、

また来年まで、ひっそりと待つことになる。

だけど、それでもいい。

だって、ぼくは“夏のまんなか”にいられるんだ。

ひとときでも、誰かの笑顔のそばにいられるなら、

それだけで、じゅうぶんしあわせなんだ。

今日もまた、どこかの家で、

ぼくが冷蔵庫から取り出されて、

包丁の「トンッ」という音とともに、

まっかに咲くんだ。

「おかえり、夏」と。

「ただいま、スイカ」と。

それが、ぼくの生き方。

ぼくは、スイカ。

夏のまんなかで、君と笑う果実だ。


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