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わしはお風呂じゃ

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

わしの名前は──お風呂じゃ。

湯気と共に生まれ、湯気と共に笑い、そして誰かの疲れをじんわりとほどいてきた存在じゃ。

まあ、ええじゃろ?

今日はちいと、わしの話を聞いておくれ。

わしの始まりは、そりゃもう、はるか昔じゃ。

日本で最初の風呂文化は仏教と一緒に伝わってきたそうな。仏さまの教えには「身を清める」ということが大切とされとったからのう。

わしも最初は「湯」ではなく、「蒸し風呂」のような形じゃった。いまのサウナに近い感じかもしれんのう。

奈良時代の貴族たちは、蒸し風呂に入ってから水で身体を流しとったそうじゃ。

平安時代になると、「風呂屋」なんてものも生まれはじめ、わしもいよいよ庶民と仲良くなる準備が整ってきた。

江戸の頃には、それはもう、わしは大人気じゃった。

長屋に住む衆は、毎日「銭湯」へ通ってのう。

お湯に浸かりながら世間話、井戸端会議ならぬ「風呂端会議」じゃ。

その賑やかなこと、あれほど笑い声に包まれた湯気は、いまでもわしの宝物じゃ。

時代が流れて、家の中にもわしの居場所ができた。

ガス風呂、電気風呂、追い焚き機能に、自動給湯……

どんどん進化していくわしに、びっくりしとる者も多かろう。

けれど、どれだけ姿が変わっても、わしの役目は変わらんのじゃ。

冷えた手足をあたため、こわばった肩をゆるめ、泣いて帰ってきた子どもの心を溶かし、

一日働いた人の「ふうぅ……」という声にそっと寄り添う。

「おかえり」も「おつかれ」も言葉じゃなくて、

わしは、湯で伝えるんじゃよ。

最近じゃ、外国の人たちもわしに会いに来てくれる。

「ONSEN」っていう名前で呼ばれとるが、まあ、照れくさいやらうれしいやら。

温泉地ののれんをくぐるたびに、旅人たちの疲れた顔がぱっとゆるむ。

ああ、わしは、今日も役に立てたんじゃなぁって、ほっこりする瞬間じゃ。

けれどな──

どれだけ便利な世の中になっても、忘れんといてほしい。

風呂はただの洗い場じゃない。「今日」という一日と、自分をやさしく和解させる場所なんじゃ。

忙しい日も、ちょっと落ち込んだ日も、しんどいことがあった日も──

わしは、君を待っておる。

湯気の向こうで、静かに、あたたかく。

だから、どうか今夜も。

お風呂に、入りに来ておくれ。


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