流れて、つながって、そして
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
ボクは、コンベヤ。
ベルト式の、ちょっと古いやつだ。
ボクは、このラインでは“最初に動き出す”係だ。
朝一番、電源が入ると、まずボクのベルトが動き出す。
それが「今日もやるぞ」っていう合図。
だからボクは、みんなよりほんの少しだけ早く目を覚ます。
この工場は、にぎやかだ。
兄さんのロボアーム、姉さんの検品カメラ、
末っ子のラベラー。みんな仲良しの、大家族。
ボクら大家族にも、季節ってものがある。
夏はアイス、冬は鍋スープ。
新商品が来れば、まるで親戚が増えたようなにぎやかさ。
たまに不良品が混ざると、
姉さんが「これは違う!」って見抜いて、シュッと横に弾く。
その瞬間、兄さんが「おいおい、あぶねぇ」って小刻みに震えるし、
末っ子は「ふぅ、間に合った~」って音もなく安堵してる。
ボクら、ちゃんと家族してる。
でも最近、ボクの体からヘンな音がし始めた。
ベルトがズレる。モーターがうなる。
センサーの反応も鈍い。
そして今日、“お医者さん”が来た。
青いつなぎ姿の人間が、ボクの中を覗き込み、
グリスを差し、ボルトを締め、あれこれ試す。
でも――ベルトはもう動かなかった。
「……寿命だな」って、誰かがつぶやいた。
その日の午後、新しいコンベヤが倉庫から運ばれてきた。
スマートで静かで、小回りが利く。
まるで“都会から来た若いやつ”って感じ。
ボクは、ラインから外された。
騒音も、熱気も、仲間のリズムも、
少しずつ遠くなっていく。
そのとき、兄さんのアームが少し揺れて、
姉さんのカメラが一瞬だけ点滅した気がした。
――きっと、最後の“おつかれさま”だ。
廃棄置き場に運ばれて、
夕方の光が鉄骨の隙間から差し込む中、
ボクは空を見上げた。
ボクたちの寿命は、まちまちだ。
ロボアームはパーツを替えれば生き延びるし、
カメラもソフトアップデートで若返る。
でもボクは、ここまでだった。
軸もベルトも、センサーも、もう限界だった。
でも、悔いはないよ。
ボクは、毎日誰かを送り出した。
家族と呼べる仲間と一緒に、にぎやかに笑った。
右から左へ、ただ運ぶだけの仕事だったけど、
それで十分だったんだ。
ボクは、コンベヤ。
ベルト式の、ちょっと古いやつ。
流れて、つながって、止まって――
それでも、ボクは幸せだった。




