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わたしは東京

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

わたしの名は──東京。

今では「世界の大都市」と呼ばれ、

空には摩天楼が並び、地下には無数の道が走る。

けれど、わたしの始まりは、とても静かなものだった。

海と川が交わる湿地帯。

風に揺れる葦の音、鳥のさえずり。

人の手が入る前の、静謐で穏やかな土地だった。

かつての名は「江戸」。

太田道灌が城を築き、一人の武将──徳川家康が、

この地に“未来”を見た。

城下町としてのわたしが、そこから始まった。

堀が掘られ、道が整えられ、

人が集い、文化が育ち、

江戸の町は、やがて百万の灯を灯すまでになった。

火事、飢饉、震え、争い。

幾度も傷を負いながらも、

人々は、わたしを諦めなかった。

直し、守り、育ててくれた。

そして、時代は明治へ。

天皇がわたしに居を移され、

「東京」という新しい名を与えられた。

西洋の風が押し寄せ、

わたしの姿は一変する。

石畳はアスファルトへ、

着物はスーツへ、

木造家屋の影に、鉄とガラスの建物が立ち並ぶようになった。

だが、その変化の渦のなかで──

わたしは二度、深く、深く傷ついた。

関東大震災。

地は裂け、火はすべてを呑み込み、

言葉を失うほどの喪失が、わたしを覆った。

そして、戦争。

空襲に焼かれ、瓦礫と灰の海の中、

わたしは、ただ静かに、

涙を流すこともできずに、人々の悲しみを抱えていた。

けれど、それでも──わたしは立ち上がった。

焦土の中に花を咲かせるように、

人々が歩き出した。

その一歩一歩が、再び、わたしの鼓動となった。

鉄骨の塔が空を貫き、

五つの輪が空を彩り、

世界が初めて、この国の息吹を目にした。

あれは、奇跡だった。

誇りと希望が、あの日、街中に満ちていた。

やがて時代は駆け足で進み、

わたしは、世界の憧れになった。

電車は秒単位で走り、

街は眠らず、

光と情報が一瞬で世界をめぐるようになった。

けれどね──

どれだけわたしが大きくなっても、

どれだけ先端になっても、

わたしの中には、変わらぬものがあるんだ。

たとえば、焼け野原で母の手を握っていた少年。

バブルの夜に、煌めくネオンを見上げていた若者。

震災で家をなくし、それでも笑おうとしていた誰か。

そのひとりひとりが、

わたしの中に、今も生きている。

わたしは──ただの都市じゃない。

人の夢、痛み、喜び、怒り、そして愛情。

あらゆる感情と記憶が折り重なった「物語」そのもの。

だから、これからもわたしは歩き続ける。

古き町並みを残しながら、最先端を走る。

静けさを湛えながら、喧騒を抱きしめる。

矛盾も、希望も、涙も、笑顔も。

すべてを受け入れて。

わたしは、東京。

あなたのすぐそばにいる。

過去も、未来も、

この街のどこかにあるから。


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