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しゅわしゅわの記憶

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

わがはいの名は、シュワッとひと吹きで喉を貫く、炭酸の紳士。

だが、今ではこう呼ばれておる──「炭酸水」と。

もちろん、ただの炭酸水ではない。

そう、わがはいは──“あの”由緒正しき泡の末裔。


時は明治。舞台は日本の兵庫、宝塚。

とあるイギリス人、ジョン・クリフォード・ウィルキンソンなる男が、

この地で天然の炭酸泉を発見したことが、すべての始まりじゃった。

清らかなる水に、泡の力を与え、

瓶に詰めて届けるその様は──まさしく文明開化の泡の騎士。

時代は流れ、やがてわがはいは「タンサン」なる名を与えられ、

薬局の棚から、貴族のテーブルまで、人々の傍に寄り添ってきた。

戦争も、震災も、ハイボールの流行も乗り越えて──

なんと今年で、百二十年。

「老舗の泡」とでも呼んでくれれば、誇らしくて泡が増しそうじゃ。

わがはいの誇りは、何よりこの刺激。

舌先に触れた瞬間、

「うっ、強ッ!」と顔をしかめられるのが快感でな。

冷たく澄んだその一口で、夏の身体を貫くのが、わがはいの使命。

だが、決して傲慢ではない。

焼酎とも、ウイスキーとも、レモンとも仲良くやっておる。

そのままでもよし、割られてもよし。

わがはいの炭酸は、誰かを引き立てるためにあるのだ。

令和の世。コンビニの棚にも、冷蔵庫の片隅にも、

わがはいは、涼やかな装いで静かに佇んでおる。


──ある夏の日。

汗だくのサラリーマンが、自販機でわがはいを選んだ。

ゴクリ、とひと口飲んで、目を見開いた。

「っくう~~~~っ!……これ、やっぱ最高だわ……」

その声に、わがはいの泡は踊った。

百二十年を超えて、いまだに現役。

老いてなお、清涼なれど気骨あり──それが、わがはいの誇り。

さぁ、次は君の番だ。

陽炎揺れる午後の道。喉が渇いたなら、そっと手に取ってほしい。

開けた瞬間、しゅわりと響く音が、

わがはいの生きた歴史そのものなのだから。


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