ぼくは豆腐
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
あ……はじめまして。
えっと……ぼくの名前は、豆腐です。
その、特別なことはできないし……
味だって、ほとんど……うすいです。
でも、なんというか……
みんなのそばにいることだけは、ずっと続けてきました。
ぼくが生まれたのは、すごく昔の中国。
紀元前、漢の時代に、お坊さんが大豆を煮て、にがりを入れて、
ふわっと固めたのが始まりだったそうです。
……ぼくは、そのときから、ずっと誰かの食卓に寄り添ってきました。
奈良時代に日本に来て、
最初はお寺の精進料理の一品でした。
お肉が食べられない修行僧たちのために、
そっと静かに、栄養を届ける役目を……ずっと。
派手さはないけれど、
寒い夜には湯豆腐に、
暑い昼には冷奴に、
誰かの体と心を、やさしく温めたり、冷ましたり。
江戸時代になると、たくさんの人がぼくのことを食べてくれるようになって、
『豆腐百珍』っていう本までできたんです。
……うれしかったです。
でも、恥ずかしくて……表紙とかには、出たくなかったな。
時代が流れて、ぼくはプラスチックのパックに入れられて、
スーパーの棚に静かに並んでいます。
「目立たないけど、便利だよね」って……
それで、じゅうぶんなんです。
誰かがつらい日でも、ぼくを食べて「ほっ」としてくれたら、
それが、ぼくのしあわせですから。
あ……ひとつだけ、願いがあるとしたら。
捨てられずに、ちゃんと食べてもらえると、すごく……うれしいです。
ぼくは、崩れやすくて、すぐに形がくずれてしまうけれど、
ちゃんと、大豆のやさしさを、抱えて生きているんです。
だれかの小さな力になれることが、ぼくの誇りです。
えっと……最後に。
もし冷蔵庫を開けたとき、ぼくがそこにいたら……
ほんのちょっとでいいので、気づいてあげてください。
「今日も、おつかれさま」って。
それだけで……ぼく、がんばれる気がします。




