金曜夜、俺はス〇ゼロに呑まれた
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
──金曜日、午後11時30分。
外はまだ蒸し暑い。蝉の声が残響のように頭にこびりつく。
そして、そんな真夏の夜の住宅街に、パンツ一丁の中年男がス〇ゼロ片手に立っていた。
「うぇ〜〜い……夏ゥ!! 来てるゥ〜〜!! 来ちゃってるゥ〜〜!!」
叫ぶ男、石黒タカシ(45歳・独身・無職歴9年・冷房なし)。
金曜日の夜、仕事もないのに一人打ち上げ中である。
「フゥ〜〜〜ッ!金曜の夜ォ! 全人類、汗と酒でできてろぉッ!!」
もう1缶目で壊れていた。
彼の手に握られているのは、ス〇ゼロ・ドライレモン9%(常温)。
手首にまとわりつく汗、蚊、そして己の妄想──すべてが混ざりあって、タカシは今夜も“異次元”へ旅立つ。
「俺の名は──タカシ=スピリット・ダンディ・石黒!!」
中年男、突然宙を指差す。
「西暦3022年、地球はすでに焼き尽くされ、唯一の希望は……この、ス〇ゼロだけだった!!」
脳内設定:終末の世界。
彼だけが冷えたス〇ゼロを保持しており、飲むことで“超能力”が発動するらしい。
「第一形態、ドライレモン・モード!!」
ゴクッ、ゴクッ──。
「ギャアアアアアアアアア!! 苦味がッ!喉を裂いて来るぅ!! これはッ……ッッ!」
──脳内エフェクト:口から雷を吐く。
「すまない、俺の中の“レモン獣”が……暴れた……ッ!」
※ただの炭酸でむせただけである。
彼はそのまま、コンビニで買った焼き鳥をベランダの物干し竿に吊るし、
「これが……焼き鳥ブレード!地球最終兵器・ツクネMk-IIだッ!!」
と言って構えた。
そして、2缶目のス〇ゼロに突入したあたりで──
「……石黒さん」
1階に住む管理人の奥さん(65歳)が、玄関からそっと顔を出した。
「……また幻覚と戦ってますか?」
「違う!!今夜は!俺が世界を救う番なんだよ!!金曜だからな!!」
「月曜も叫んでましたけどね」
「月曜は“予行演習”!!金曜は“本番”!!」
「ス〇ゼロ、冷えてないでしょそれ」
「ぬるくても!想像力で冷えてくるのさ!」
その瞬間、通報ボタンをそっと押す奥さん。手慣れている。
──深夜0時すぎ。
ピーポーピーポー。
中年男、ス〇ゼロ片手に救急搬送未遂。
警察官にタオルで包まれながら、彼は叫んだ。
「これはっ……!人類の未来のための儀式なんだァァァァ!!」
「はいはい、未来じゃなくて病院行きますからねー」
「病院でス〇ゼロ冷えてますかァァァァァァ!!??」
「冷蔵庫あります」
「じゃあ行くゥゥゥゥ!!」
──こうして、金曜の夜と中年男の夏が、また一つ、静かに終わりを迎えた。




