日曜、夕暮れ、光が差すとき
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
その姿を、誰もはっきりと見たことはない。
ただ、覚えている。
子どものころ、日曜の夕飯が近づくころになると、決まってテレビの前に走った。
風呂上がり、牛乳のコップを持ったまま、タオルを頭に巻いたまま。
急いでちゃぶ台の前に並んで座る。
テレビのチャンネルをガチャリとひねると、
そこには、光とともに現れる巨人がいた。
彼はいつも黙っていた。
しゃべることなく、表情を変えることなく、
ただ――誰かを守るために戦った。
怪獣が街を壊すとき、
巨大な影が夜を裂くとき、
彼は、どこからともなくやってきた。
「ピポポポポ……」と胸の灯が鳴るそのとき、
子どもたちは息を呑んで画面を見つめた。
なぜ戦うのか。
どこから来たのか。
それは関係なかった。
彼が来てくれたこと。
それがすべてだった。
公園では、みんながまねをした。
手をクロスさせて、「シュワッ!」と叫ぶ。
走って、転んで、泥だらけのズボンで戦った。
親に怒られても、ヒーローごっこはやめられなかった。
夕焼け空の下、
子どもたちは確かに“ヒーロー”を信じていた。
時は流れ、あの枠は別の番組に変わった。
あの声、あのテーマ、あの姿も、見かけなくなった。
だけど、心のどこかで、
誰もが思っていた。
「いつかまた、あの人は来てくれる」と。
そして、ある夏の夜。
廃ビルの影に、不意に怪しい影が現れる。
ニュースは沈黙し、街が怯えるそのとき――
どこからか、あの音楽が流れはじめた。
♪ 光の国から 僕らのために~
来たぞ 我らの~~~……
誰もが耳を疑った。
まさか、今さら。
あれは、昔の番組だったはずだ。
でも――夜空が、赤く、青く、銀に染まる。
巨大な影が、街の向こうに立っていた。
静かに、何も言わず。
ただ、構えた。
かつて子どもだった人々は、
立ち止まり、見上げる。
あの人は、名乗らない。
名前なんて、もういらない。
僕たちは、知っている。
彼はまた、守りに来てくれた。
――あのときと、同じように。




