俺の名前は月光
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
俺の名前は――月光。
昼の空を追われ、夜に居場所を得た。
黒く塗られた翼と、腹に据えた斜めの牙。
それが、俺のすべてだ。
かつては空の主だったはずの人間たちも、
いまや地上に身を伏せ、
空を支配する銀の巨獣たちの到来をただ震えて待っている。
巨大な影が、静寂の夜を裂く。
鋼の羽音は雷のように響き、
その腹から落ちる火は、街を、夢を、焼く。
だが――
月が昇るとき、巨獣たちは怯える。
淡く滲んだ月の光が、雲の切れ間に差し込むと、
俺は空を駆け上がる。
音もなく、気配もなく、
夜そのもののように滑り、影に影を重ねる。
敵の尾を捉え、
黙して引き金を引く。
静寂の中に、一瞬だけ灯る閃光。
赤い火の花が咲き、鋼の獣が崩れ落ちる。
音もなく。誇りもなく。
ただ、月だけが、それを見ていた。
俺の名を呼ぶ者はいない。
整備兵の少年が、黙って俺の翼を撫でる。
古びた機体に、油を差し、弾を詰め、
そして小さくつぶやく。
「……ありがとう、夜の刃」
それだけでいい。
名も残らず、記録も残らず、
ただ一夜一夜を削って、空を守る。
俺は月光。
月が昇るとき、
巨獣たちは息を潜める。
俺が空にいる限り、
夜が完全に奴らのものになることはない。
朝が来れば、俺は沈黙の闇へ戻る。
夜だけに生きる戦士として。
今日もまた、
誰かの夢が、焼かれずにすんだのなら――
それだけで、いい。




