ぬる風サバイバル ~ス〇ゼロと通報と俺~
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
深夜1時。
東京の片隅にあるボロアパート「松風荘」。
エアコン壊れて3年目、45歳独身中年・石黒タカシは、パンツ一丁で悶絶していた。
「くっそ……ぬるい……扇風機が風じゃなくてお湯を運んでる……」
部屋に立ち込めるのは、もはや湿気を通り越してスープ。
茹だった脳で導き出された答えはただひとつ──
「冷やすには……ス〇ゼロしかねぇ……!」
冷蔵庫を開ける。
取り出したス〇ゼロ(レモン9%)は、温度設定「弱」の冷蔵庫によりぬるゼロ化していた。
「ぬるっ!? これ温泉か!? 湯か!? 俺は風呂にス〇ゼロ入れてんのか!?」
苦悶しながらラッパ飲みし、うずくまる石黒。
その時──
「はぁ……エアコン壊れてるとか聞いてないし……」
隣のベランダから聞こえた、若い女性の愚痴。
声の主は、最近越してきたOL風の女性。Tシャツ短パン、缶チューハイ片手。
「……同志……お前もぬる風の民か……?」
思わず窓越しに声をかけた石黒。
「……え?」
女性はギョッとした顔で振り向き、石黒の姿を見る。
パンツ一丁、髪ボサボサ、ス〇ゼロ片手の中年男──。
「……誰ですか?」
「隣の……石黒です。ぬる風同盟組みませんか……?」
「……無理です。てかその格好……非常識ですよ?」
「これは……合法範囲……家の中では下着OKって憲法に……」
「それ、昭和の憲法ですよね?」
女性は一歩ベランダの奥に下がり、警戒の色を強めた。
「おたく……毎晩、缶の音と呻き声、うるさいんですけど……」
「え、うめきってた?あれ……魂の叫びだったんだけど……」
「魂、静かにしてもらえます?」
冷たい。冷え切ってる。
目が完全にゴミを見る目だった。
「……あの……もし冷えたス〇ゼロが余ってたら……恵んでもらえたり……」
「は?」
「俺、ぬるゼロしかなくて……冷却目的で……その……」
「……まさかとは思いますが、こっち来る気じゃないですよね?」
「えっと……服着るし、ちゃんと短パン履くし……」
「来たら通報します」
「え!? 本気で!?俺、短パン履くのに!?スリッパも履くのに!?」
「無理です。“ぬるい中年男”とか、地獄の使者ですから」
ズバッ!と窓を閉められる。
「ぎゃふん……」
それでも石黒は諦めきれず、
ス〇ゼロを手に部屋を出た──この一歩が、事件の始まりだった。
──ピンポーン。
「はい、警察ですー」
ドアが開く。
懐中電灯に照らされる中年男、短パン、ス〇ゼロ片手。
「通報がありまして、“酒を持った下着の男が隣の部屋をうろついている”と……」
「違う!ただ冷えたス〇ゼロが飲みたかっただけなんだ!!」
「いや、もう全体的にアウトです」
「パンツは履いてる!これは“中年のギリギリライン”なんだ!!」
「はい、落ち着いて。これから冷静に事情聴取しますねー」
「ぬるゼロで通報されるとは思わなかった……ッ!」
石黒の夏の夜は、
ぬるいス〇ゼロと、冷たい視線と、警察の光で、静かに幕を閉じた。




