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七月七日、ふたりの願い

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

わたしの名前は──七夕たなばた

 年に一度だけ、恋人たちが再会できる夜。

 星が橋をつくり、風が短冊を運び、空が少しだけ泣き止んでくれる夜。

 誰かの“想い”が強ければ強いほど、星は瞬く。

 今夜もまた、ひとつの願いが、そっと天に届いた。

 

 ──高校三年生の夏。

 れん紗季さきは、遠距離恋愛をしている。

 大学受験を控えて、去年の冬から別々の街に暮らすことになったふたり。

 毎日電話はしているけれど、会うのは一年ぶり。

 紗季は東京、蓮は福岡。

 そんなふたりの“再会の約束”が、七月七日だった。

 

 その日、夜になっても東京は雨だった。

 紗季は駅で立ち止まり、心配そうに空を見上げる。

 ──「きっと来てくれるよね?」

 わたしは、静かに風を吹かせる。

 雨を、ほんの少しだけ止める。

 蓮もまた、夜行バスに揺られながら、手のひらに握ったままの短冊を見つめていた。

 “紗季に、ちゃんと会えますように”

 わたしは、空に橋をかける。

 雲をすこしだけ裂いて、星たちにお願いする。

 

 そして、ふたりは出会った。

 午後11時すぎ、東京駅の地下道。

 改札から出てきた蓮を見つけて、紗季が駆け寄る。

 笑って、泣いて、でも言葉はなかなか出てこなかった。

 ふたりの影が、ひとつに重なる。

 背中越しに、雨上がりの夜風が吹いた。

 

 「……会えたね」

 「うん。ほんとに、七夕に会えたね」

 手をつなぐふたりの横を、浴衣姿の人々が通り過ぎていく。

 笹の葉が揺れ、どこかから花火の音が聞こえた。

 わたしは見届けるだけ。

 恋人たちの願いを、そっと運ぶだけ。

 でも、毎年この夜、誰かの心が繋がるのを見るたび、

 わたしの胸の奥も、少しだけあたたかくなる。

 

 七夕は、たった一晩。

 だけど、それを信じて待ち続けた時間こそが、

 本当の“恋”を育てるのだと、わたしは知っている。

 

 ──来年もきっと、この空の下で。

 わたしは、星たちにお願いをする。

 どうか、あのふたりの願いが、これからも続きますように。


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