最終部11章「闇への回帰」1話 「対価? 運賃?」
今回からしばらくの間あとがきの先に後に新コーナーとしてAIで作者が作ってみましたうちのキャラ達のイラストがあります。初めての経験なので完全にイメージどうりと言うわけでもないのですが、大体こんな感じというのが見たい方は是非見て行ってください
「そろそろですね」
そうメイがつぶやくのはあと何回になるのだろう。勿論それはメイが残るその時までと言うことになるのだが
「そろそろあなたたちにも残ってほしいところですね」
そういうメイが見る相手はルーンたちだ。確かに彼女たちはまだ残ってはいないが
「あらん? それは私たちを仲間として頼るってことかしらねぇ?」
そう挑発的に胸を揺らしながらルーンは言う・・・なぜそれが挑発になるのかわからんが、サキュバスのすることに疑問を持っても仕方あるまい。まぁ、アキに対する挑発にはなっているようだが
「ご冗談を。そもそも、あなたたちが付いてきているのはあなたたちの目的でしょう。ここまで安全にお運びした対価をそろそろ払っていただこうかと」
「運賃っていうのは目的地まで運んでこそ支払いをされるもんさね」
メイの嘲笑の方がルーンよりも何倍も怖いところだが、リリィの言い分も運賃としてならば最も・・・この場で適切なのかとかどこを目的としているのかはおいてな
「私たちとて可能な限りリュウト殿の近く、できることなればレオンとの戦いのその場でお手伝いしたい。誰もがそう思っています。しかし、レオンのいる場にたどり着けるのはリュウト殿のみ・・・それはあなたたちも同じなのでは?」
妨害があるからたどり着けない。そういう意味ではなくレオンがいる空間にそもそも入ることができるのが竜神だけのようだからな。矢継ぎ早に送られてくる妨害をレオンの予想よりも早く突破していけば、あるいは俺の消耗を気にせずに強行突破をすればレオンがいる空間の入り口まではいけるのだろうが
「乙女の秘密を暴こうなんて野暮なことはしちゃだめよぉ」
答えになっていないというか、この中で一番年上だろうこいつが乙女? と言う呆れというかなんというかな視線が集まるが・・・気にするような奴じゃないよなぁ。ま、俺たちもそうだが不老な奴には実年齢なんて大して意味はない。経験とかならば年上の方があるだろうってぐらいなもんだ
「・・・いいわ。私が払ってあげる」
「決まりましたね」
早っ!? 運賃?を払うと言ったのはリリィの妹であるリリカなんだが、メイが他のメンバーに有無を言わせずに即決する。確かに悠長に議論している時間はないが
「ちょ、ちょっと待つさね! リリカだけに残らせるわけにはいかないさね!」
「でしたら、あなたも残ればいいのでは?」
「っ~~~~!わ、わかったさね! この性悪」
確かにあまり性格が良いとはいいがたいメイだが・・・あまり人の恋人を悪く言わないでほしいなと一応にらんでおく。ま、メイとしてはなんだかんだ言ってそのぐらいの評価を受けている方が都合がいいからやっているのもあるのだろう
「リュウト殿も私を性悪だと思いますか?」
だからさ、あの2人が残ったあと少したってからこんなことを聞いてきて
「い~や、メイのことだから何か理由があるんだろ? それも俺たちだけでなく、あの2人のことも考えたな」
そんな言葉にちょっとほっとしたように顔を赤くする可愛い麺だってあるんだから・・・怖いっていうのも間違ってはいないけどな
と言うわけでこの章はリリィ&リリカの姉妹の章になります
ルーン「あの2人、血のつながりはないのよね」
4部あたりでサクッと出てきただけなので忘れられていそうですね。彼女たちの師匠に当たるルナに拾われた二人ですね
ルーン「ええ、私の元相棒」
・・・いろいろ苦労して良そうですよね、ルナさん。そんな描写は一切ないのにもうありありと
ルーン「どういう意味かしらぁ」
言葉のままなのですが・・・襲われる前にお開きにしましょう! それでは次回もよろしくフニャ~~~~~!?
ルーン「その言葉を言った時点で遅いわぁ。ふふ、ご馳走様。読者のみんなは次回も見に来なさい。私のおやつになりたくなければね」
第1回AIで作成してみよう レーチェル=フラン
レーチェル「最初は私ね。ギリギリ及第点かしら?」
もう少し髪は長いとか、胸はもっと大きいとかありますが、大体こんな感じですね~。なお僕が使っているAI作成サイトでは胸が大きいのはエッチくて駄目だそうです
レーチェル「ふっ、このボディはそれそのものが罪だったのね。それにもっと根本的な美しさが足りないわ! 神の美しさを再現できないのは仕方ないけど」
・・・あなた元人間でしょうに。確かに太陽神のコピーでもあるのだけどムムム
レーチェル「と、こんな感じで他の子もイメージにそこそこあう絵が描ける限り紹介していくつもりらしいわよ。次は誰になるのか楽しみしておいてちょうだい」




