表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
竜神伝説~リュウト=アルブレス冒険記~  作者: KAZ
10部11章~ラストまで
1307/1378

最終部8章「修羅の優しさ」8話 「決着?」

「ふむ、情けなき戦いをしていたら活を入れてやろうと思ったが、まだ余が介入するほどではなかったようだな」


 声の主は魔神オルクラン、そして隣には魔王オメガ。この戦いに干渉しないというのならば見学程度は許してやるが・・・楽しき戦いの最中とは言え気配に気がつかなかったのは少々苦いところだな


「ふん、ならば他の奴らを助けに行けば良かろう」


「フハハ、それがな、他は行きたい者たちが多い。ここが余が関わりが深い物の中で1番すいておったのだ」


 ・・・どこに行こうとオルクランがいるところにオメガがついてくるのならばオレの所は誰もいなかったから来たという所か。ふん、ならば放置しておけば良いものを


「ここに来て援軍・・・」


 問題はこいつだな。こいつはここで無理をする必要がおそらくは無い。敵が増えたとなれば逃げてもおかしくはない


「傍観者に過ぎん。オレがいる限りは手を出させん」


「ヤレヤレ、お前がやられるとそれなりに困るからここに来たというのに」


 傍観者は黙っていろ。この戦いはオレの戦いだ・・・今更途中参加は認めん。ましてリュウトたちの誰でもない連中に


「貴様の目的などオレは知らん。だが、ここでオレごときを倒せずして貴様の目的は達成されるのか? ・・・あいつはもっと手強いぞ」


「な、何を言う! 僕の研究は最高だ! お前など軽く蹴散らし、後ろにいる連中も邪魔するというのならば全て倒してそして・・・」


「ふっ、出来るものならばやって見せろ! それこそオレが望むものだ」


 奴が逃げぬのならばそれでいい。オレの目的も、リュウトたちの目的としてもだ

 とはいえ、お互いに少々傷ついている。このまま消耗戦をしても良いが、それで全力をふるうチャンスを失うのは惜しい。ならば


「その技は・・・」


「ほう? 知っているか」


 僅かに距離を取り構えたところで気がついたようだ。どうやらこいつはオレたちの細胞を集めるだけではなく、戦い自体の研究もしていたようだな。だが


「ククッ、修羅・・・瞬雷撃!」


 雷を自分自身に流し、一時的な筋力の増強、爪に流すことによる威力の向上、廃熱を利用した空気のブーストによる加速を行って突撃する。その渾身の一撃は奴の腹部を貫き・・・そして止まった。ふん、終わりか。まぁ、楽し『アーくん、約束して欲しい。必ず帰ってくるって』・・・チッ


「あははは、やはりこの体が最強・・・なっ!?」


 バキリと、音が響くほどの時間が経ったのならば大きく響くだろう様相で奴の左足が砕け散る


「な・・・ぜ?」


 あえて言うのならば奴が不要と痛覚を排除したからだろう。けして奴が気がつかぬうちにダメージが蓄積していたわけではない。お互いにエネルギーを消耗はしていたが、奴の体は確かに完全に再生していた・・・単純にオレの攻撃が一撃、ほんの一瞬倒れずに踏ん張った分だけ奴の体の耐久力を上回っただけ。もしも奴に痛覚があったならば左足にかかる負担を全身に分散させて耐えられたかもしれんがな


「修羅・・・再雷爪!」


 左足が砕けたことによって大きく崩れた体勢をつくべく、再度、いや先ほど以上に加速をして奴の体を空に、空気の壁にたたきつけた

アシュラの必殺技と言えばこれ、というものと新必殺が炸裂しました


カーミラ「技が多い者は良いのぅ」


・・・カーミラまで来るとは。そ、そうですねアシュラはリュウトほどではないですが持ち技が多いですね


カーミラ「我も本来は多いはずなのじゃが」


あ、あのその初期プロットを言われても


カーミラ「・・・主の忘れ癖はゆうても仕方ないの」


ほっ・・・


カーミラ「詫びは主の血で良いぞ? 8割で手を打とう」


それって死ねって言ってますよね!? え、えっと今回はここまでにせざるを得ないようです。次回もまたよろしくお願い致します・・・だ、だれか輸血の用意を・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ