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信玄の厠  作者: 厠 達三
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懺悔

 結局アカバンされることはなかったし、抗議もクレームも来ませんでした。底辺なんだから当たり前といえばそうなのですが。とにもかくにもやめ損なったのなら考えなければなりません。


 あんなもんを投稿したのはやる気がなくなったからでもあります。年末から騙し騙しやってたけど、ある次期を境に自分は楽しめてないことに気付いてしまいました。楽しくないならやめればいい。気楽な素人なんだから。ネカフェ通いまでやって続けるほどのもんでもなし、今はスマホもあるし、読み専でいいやと思ったけど、自分からやめる踏ん切りがどうしてもつかなかったんですね。

 みてみんでもわずかだけど交流してくれる人もいるのでやめる際には「いやー、なろうでヤンチャが過ぎてやめることになっちゃいましたー」とか、軽いノリでやめるのが自分らしいし気が楽です。でも、それもできず、できなくてどこかホッとしている自分も確かにいます。


 そのうえでアカバン貰えば穏便に済むと思ったけど幸か不幸かそれはなく、いや、本気でアカバン貰いたいなら猥語並べるとか危険思想振りまくとか方法はいくらでもあります。でもそれはただの無差別テロであり、そんな迷惑行為を働くくらいなら潔くやめろやって話です。


 そもそもなぜ自分は交流のあった人たちが次々いなくなって、やる気がなくなってしまったのか。投稿始めた頃に戻っただけではないか。いや、あの頃よりまだ恵まれてます。変わらず交流していただける人はいるし、自作を読んでくれる人もまったくないわけでもないことも知ってます。また新しい知り合いを探せばいいではないか。

 それが自分は嫌だったのです。


 幸いなことにあんなもんはほとんど相手にされず、アクセス数も雀の涙だしクレームもなかったのはありがたい限りです。運営にしたって自分のようなザコなどいちいち相手にはしてらんないんでしょう。これ幸いにと何食わぬ顔で活動を続けることはできます。やめるのもいつでもできます。


 まだ投稿途中のゲームエッセイはあるし、それを未練がましく片付けたい気持ちもあります。書きかけのまま放置しておいた作品もまだ数本あるし、それを強引に完結させて投稿して気持ちよくやめるのも悪くはないとも思います。


 とりあえず自分の中で、なにかいい言い訳ができそうな材料を見つけてからやめても遅くはないような気はします。やめ損なったのなら嫌になるほどそこそこ真面目にやって、納得してやめられるところまで行ってからやめられれば自分としては上々とも思えるのです。でも、今までのように積極的に交流求めることもないだろうし、そんな資格ももうないのでしょう。


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