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信玄の厠  作者: 厠 達三
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再開は言い訳から

 いちおう今回から営業再開いたします。といってもコロナの関係でこの項はつい先日書いたものになります。次回から通常モード、つまり自爆テロやって投稿生活終える心理状態からのスタートになります。まあもうやめるつもりはほとんどないんですけどね。なにしろ変節漢ですから。


 百害あって一利もないバカな行為ではあったけど、ひとつの効果として自分はあれから積極的に自作のチェックや意味のないエゴサーチをほとんどしなくなりました。アクセス数もポイントもほとんど気にならなくなりました。

 多分、自己嫌悪するほど正直な気持ちを吐露したので後ろめたくなったのでしょう。あるいは的確すぎるご指摘、クレーム、抗議をいただくのが恐ろしくて仕方がない。それも覚悟してたつもりでしたが、身勝手なものです。


 もたらした効果は全然違うけど、テンプレチャレンジした人たちと似たような作用が働いたのかもしれません。ま、テンプレチャレンジを引き合いに出すのは失礼なほど低レベなんですけどね。でも自分にはそれぐらいが分相応だとも思います。恐らくですが、人の評価が気になって仕方がなかったのは自分を偽ってたからなのでしょう。正直な気持ちを吐露すると、人の評価ほど恐ろしい物もありません。


 あくまでも自分自身を潰すために書いたものでしたが、あの時、自分はよく周りを見てませんでした。明確に誰かを傷つけ、潰してしまう可能性までまったく考えてなかったのです。今となっては言い訳に過ぎないけど。


 でも自分は嘘をついてまでいい人ぶりたいとは思いませんし。好感度を維持しなきゃいけないほどの影響力もありません。その人との関係が終わるとしても、自分の考えは明確にしておきたかったのです。

 相手に合わせてニコニコして自分を嘘で塗り固めて気持ちいいことだけ言って関係を壊さないよう努めるのがネットの正しい作法だと思います。でも自分にそれはできません。嫌われてもいいから自分の本心はきちんと伝えておきたい。その本心とやらが正しいか正しくないかは相手が判断すればいいことだと思うのです。


 それで関係が終わるようなら、その人にとって自分はその程度のザコに過ぎなかった、ってだけのことで、それはそれでいいのです。

 でも、それによってその人が潰れるということまでは考えが及びませんでした。潰したいわけではないのです。


 仲良くしたいのである。親友とか、ライバルとか、クサい言葉は使いたくないけど、自分は相手にそうであってほしいから嘘はつきたくなかったし、最後になると思ったから、違うと思うことは違うと伝えたかったのです。それも言い合えないような関係なら、その程度のザコとばかりに無視してもらって一向に構わないのです。


 幸いなことに、こんな自分でも相手にしてくれたり、気遣っていただける方がまだまだおられることを再確認できました。なんだかやめるやめる詐欺みたいでとっても後ろめたいのですが。それでも嬉しいのですから仕方がありません。


 自分からやめる踏ん切りつけるには、病気や怪我、その他リアルな事情か、時に自分を偽ってでも嫌われ者にならない限り、自分にはムリだとつくづく思い知りました。

 多くの人に損害と迷惑をもたらし、嫌われてたコロナウイルスですが、自分には救いの手になってたようです。


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