第七章のあらすじ・登場人物
【「第七章 光焔の剣」のあらすじ】
遂に敵国、茗に入国した麗蘭たち。既に夜であったため、林の中で夜を明かさざるを得なくなる。
周囲に気を配りつつ、身体を休めながら、魁斗は自分が黒神を憎む理由を打ち明ける。彼は幼い頃に目の前で、黒神に依って母を惨殺されたのだという。魁斗の辛い過去を知った麗蘭たちは、打倒黒神の思いを改めて一つにするのだった。
其の後、朱雀に呼び出された魁斗は、自分独りで香鹿村へ赴くことを条件に、朱雀が麗蘭たちの居場所を青竜に報告しないという取引を交わす。
明くる朝、麗蘭と蘢は神剣天陽を求め聖地珪楽へ、魁斗は香鹿へ、それぞれ旅立つ。
珪楽にて麗蘭たちを迎えたのは、『光焔の守人』と呼ばれる一族の巫覡、天真と魅那だった。其処で、かつて珪楽の地や巫覡たちを襲った悲劇を聞く。
魅那は、一族が祭祀する光龍『紗柄』について語り、麗蘭を神剣のある神坐『上宮』へと案内する。麗蘭は天陽を抜くが、紗柄の『本当の姿』を見て失望し、光龍としての力と使命に怯え始めることと為る。
一方、『下宮』で天真と待つ蘢は、かつて隨加で退けた宿敵、玄武の来訪に気付く。単身迎え撃った蘢は、天真の助力も有り玄武を追い詰めるが、突然現れた瑠璃に依って邪魔され、またも取り逃がしてしまう。
【「第七章 光焔の剣」の主な登場人物】
◇清麗蘭
聖地珪楽で、神剣天陽を継承する神巫女として迎えられる。
己の魂に封じられた紗柄の記憶を呼び起こされ、本当の彼女を垣間見た時、其の残酷で好戦的な一面に触れ、恐怖する。
◇蒼稀蘢
報復しに来たという玄武と戦い、苦戦しつつも形勢逆転し追い詰める。勝利を目前にして瑠璃に妨害され、命を奪われそうに為るが、天真に助けられる。
◇伸魁斗
麗蘭の求めに応じ、黒神を憎悪する理由を話す。
過去に因縁があるらしい朱雀と取引し、一旦仲間と離れ単身で香鹿村へ。
◇魅那
珪楽を守る巫女の生き残り。麗蘭に神剣を継承させるため、上宮に案内する。
◇天真
魅那の弟。気弱だが、強い治癒術を用いることが出来る。
玄武との戦いで危機に陥った蘢を救う。
◆玄武(緑鷹)
蘢と再び対決するため、珪楽に赴く。自分の左手を奪った蘢への復讐と口にするが、本心は謎。
◆晶瑠璃
玄武と蘢の再戦に介入し、玄武の命を助ける。




