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夏休みが始まったらしい

遊戯王にはまって投稿遅れました。

すみません。

夏休み編が始まります!

イベントずくしでいきますよぉ!

何事もなく終業式が終わり今日から夏休みが始まった。


『みんな~、チルノの算数教室、はじまるよ~!』


「…うーん。」スッ


スマホから鳴り響く、目覚ましにセットした名曲を聞き、俺は目を覚ました。

スマホをスライドさせて、アラームを止めて伸びをする。


「んー、朝だ。…今日も一日がんばるぞい!」


夏休みなんだからもっと寝ててもいいのだが、寝すぎて休みが短く感じるのは嫌なので、いつもと同じ時間に起きた。

某アニメの名言を言いつつ、隣でスヤスヤ眠っている妹を見る。


「スゥ…スゥ…お兄ちゃん…そこは…っ…スゥスゥ…。」


何か寝言をいいつつ、幸せそうな顔をしている妹は天使のように可愛かった。

パジャマがはだけお腹を出していたので、直してあげる。


「芽亜は可愛いなぁ。…起きないとイタズラしちゃうぞ!…なんてね。」


妹を見ていると、朝から幸せな気持ちになった。

思わず妹の頭を撫でたり、ほっぺにキスをした。

ついでに未発達のおっぱいでも…いや、それは倫理的にまずいのでやめておいた。

…妹とキスしたこともあるので、今さら倫理的とか言っても仕方ない気もしたけれど。


(さてと、ご飯の準備するかな。)


日頃、俺の為に色々と頑張ってくれている妹を起こすのはなんだか申し訳ない気がして、今はそのまま寝かせておいた。

そのまま、俺は朝食の準備などをするため部屋を出た。


ガチャ


「…スゥ…スゥ…。…。」


修史が部屋を出ていくと、芽亜の寝息がピタッと止まった。


チラッ

(…お兄ちゃん行ったよね?)


薄目を開け、修史が部屋にいないことを芽亜は確認した。

そう、芽亜は寝たふりをしていたのだ。


(…うう~!やったぁ!お兄ちゃん、朝から芽亜のほっぺに…キスしてくれたぁ!くぅ~!お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん!)


芽亜は先ほど修史がしてくれた事を思い出しながら、布団を抱きしめゴロゴロと転がりながらベッドの上で悶えていた。


実は毎日、修史は目が覚めた後、芽亜に抱きついたりキスしたり、「可愛い」などと言っている事を芽亜は知っていたのだ。

その事に芽亜が気がついたのは数週間前だったが、それからというもの芽亜は毎日、修史のスマホのアラームで起きては、寝たふりをするのが日課になっていた。


(お兄ちゃん、本当に芽亜が大好きなんだね!うう~、芽亜もお兄ちゃん好き好き好き~!!)


修史としては、寝ている小学生にセクハラをしているような、若干の後ろめたさを感じていたのだが、この朝の日課は妹である芽亜の、修史に対する好感度を爆発的に上げていた。


芽亜の修史に対する好感度のメーターはもはや測定不能になっていた。

兄妹というより、一人の女性として松本修史という人間にぞっこんになっていた。


(…お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんっ!!!)


まあ、その事に修史は気付くはずもなく、いつも通り朝の準備を始めていた。


修史が起きてから数十分たっても芽亜はまだベッドの上で悶えていた。


「すーはー…すーはー…。…うう~!!!」


…修史の枕に顔を埋めながら。

これもまた、芽亜の日課になっていたのであった。




ー いつも通り朝食を食べ終えた後、学校に行く妹を見送る事にした。


「それじゃあ、学校行くね!」

「おう!気を付けてね!…俺も一緒に行こうか?」

「ううん、大丈夫!せっかくの夏休みなんだから、お兄ちゃんは休みを満喫してね!」


高校生の俺とは違い、小学生である妹はまだ夏休みではない。

なので、登校するのは妹だけだ。


一人での登校は寂しくないかな?と思って付いていこうとしたのだが、その必要は無いらしい。

俺の事を気づかって貰えるのは嬉しいのだが…。

…お兄ちゃん心配だよ。


「…そ、そんなに心配しないでよね!もう!…う、嬉しいけど大丈夫なんだから!」


俺の表情に気付いたのか、妹はそう言った。

…そうだよな、あまり心配しすぎるのも良くないよな。


まあ、この世界では男の子が誘拐されるニュースは度々聞くが、女の子の誘拐はほぼ聞かないから問題は無いだろう。

事故とかは心配だけどね。


「本当に気を付けるんだよー!」

「うん!ありがとー!いってきまーす!」


大丈夫だとは分かりつつも、念のため家の前の道に出て、妹が見えなくなるまで手を降って見送った。

妹は笑顔で元気に歩いていった。


妹を見送った後、部屋に戻った。

その時、自分の部屋がやけに広く静かな空間に感じた。


(…お兄ちゃん寂しいよ。)


前の世界とは違い、この世界では常に誰かが近くにいてくれたので、一人になったときにとても寂しく感じた。


(…前の世界では一人が当たり前だったのになぁ。)


自分の環境が変化すると共に、自分も少しずつ変わってきていると感じた。




ー 妹を見送り一時間ほどダラダラした。


(ひ、暇すぎる!!)


夏休み中に色々とやりたいことは多々あるのだが、まだ日時など決まっていない。


そのため夏休み初日である今日は何にも予定が無いのだ。


(…今日は何をしようか。…ネットサーフィンでもするかなぁ。)


一様、この世界に来て最初の頃は調べたりしたのだが、今でも前の世界との違いに驚く事が多い。

それに最近は家にいるときは基本、妹とイチャイチャしているため、パソコンをさわる機会が少なくなっている。←イチャイチャ優先


女の子を誘って今から遊びに出掛けてもいいのだが、今日は珍しく気分が乗らなかった。←「ごめんね!今日は無理なの!」と断られるのが怖かったからじゃないんだからね!


まあ、いい機会だし改めてこの世界についてパソコンで調べることにした。



…三時間後。


(…ふう。けっこう分かってきたぞ。…それにしても驚く事ばかりだなぁ。)


現段階で新たに分かったこの世界の事を大まかにまとめよう。


・男性は基本、力や身体能力が女性より低い

→強姦や誘拐の被害者はほぼ男性。

俺はまだないが、男性の七割がセクハラされた経験があるらしい。


・男性は過保護or甘やかされて育つ

→男性は貴重な為。また、ワガママか自己中に育つ人が多く、更に無知、無能な人も多い。

そういえばこの間のテストも上の方に男の名前は無かったかもしれない。


・女性を見下している男性が約半数

→男性は女性から特別に扱われる為、勘違いをする。

力では勝てないが、気の強さでは負けないらしい。


「…はぁ。何だかこの世界…まずいんじゃないか?」


俺は一旦、パソコンの画面から目を離した。

男性の事を先に調べたのだが、悪いところばかり目立った。

憤りを覚える記事も目にしたのだが、そんなような記事が立て続けに並んでいたので呆れて疲れてしまった。


「雫さんの許嫁は…大丈夫かなぁ?」


俺は不安を感じていた。

この世界の男性とは絡んだ事がほとんど無い(ラブレター貰ったくらいかな?)のでネットで見た記事は現実味が感じられなかった。


しかし、もし仮に雫さんの許嫁が、弱くて自己中で無知で、女性を見下す奴で変にイキッてくる奴だったら、俺はどうすればいいのだろうか?


(頼むからまともな奴であってくれよ!せめて話が通じる奴で頼む!神様!お願いします!)


話し合いでの解決など余裕だと考えていたが、そもそも話すら通じない奴だったらお手上げだ。


(考えが回らなかったなぁ。…でも、雫さんとは俺が!)


もう少し色んな想定を考えておけば良かったと反省しつつ、どんな相手でも雫さんを幸せにすると改めて決意した。


「…さて…次は女性の事でも調べるかな。」


不安要素が増えた事にため息をつきたくなったが、気を取り直して調べことの続きをしようとパソコンに手をかけた。


その時だった。


プルルル…プルルル…


スマホに電話がかかってきた。

スマホの画面を見ると、電話をかけてきたのは雫さんだった。


「はい、もしもし、雫さん?どうしたの?」

「修史くん、急だけと…明日私の家に来てほしいの。お母さんとお父さんに私達の事を話したら…その…会って話をしたいって。」


少し不安な気分になっているときに言われたので、多少動揺したが、少し息をはいて心を整え、落ち着いて返事をした。


「…分かった。勿論行くよ。…安心して待っててね。」

「…うん、ありがとね。本当にありがとう。…待ってるね…。」


雫さんの声のトーンが低かったので、両親の反応はあまり良くは無いのだろう。


だが、それは今日までだ!

明日、雫さんの両親と会って話をして、認めさせてやる!


「じゃあね!また明日!」

「うん、また明日。…大好き。」

「俺もだよ。…大好き!」


雫さんとの電話が終わった後、俺はベッドに寝転がり明日の事を考えていた。


頑張れ!修史!

雫さんを嫁にするんだ!

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