愛奈の気持ちを知ったらしい
ごめん…下ネタとか…少しふざけました。
…深夜テンションで読んで下さい。
「悪い、続けて!」
愛奈の唇をふさいでいた手を外した。
愛奈は少し息を吸うと顔を真っ赤にして言い放った。
「だ、だからその…つまり修史は…あ、あたいとセッ○スして…こ、子供を作りたいってことだろ!?あたいとの赤ちゃんが欲しくなったんだよな!?」
………んんっ!?
ちょ、まっ…ちょっと違くねっ!?
いきなり話が飛んでるぞっ!?
「ちょっと待ってくれ。どう解釈したらその結論に至ったかを説明してくれ!」
俺は焦りながらも愛奈の話を聞いた。
「だって、それは…興奮したら勃○して…それからセッ○スして…そしたら子供が出来るんだろ?修史はあたいといて…その…勃起したんだから…セッ○スしたいんだろ!?そして、あたいとの間に赤ちゃん欲しいんだろ?孕んで欲しいんだろ!?」
こらこら、女の子がそんなエッチな事言ったら、はしたないぞ。
でも、無垢な女の子が勃○とかセッ○スとか言っているのを聞くと興奮するよね。
…じゃなくて!
「待て待て待て。愛奈は勘違いしてるぞ!」
そうだ、勃○→セッ○ス→孕むをそうやって端的に繋げて貰っては困る。
「何をだ!?」
「男の子は勃○したからと言って、それがセッ○スしたいに必ずしも繋がる訳では無いんだ。体が勝手に反応するって時もあるんだよ。」
まあ、俺は純粋に愛奈とエッチしたいしエロいこと考えてたから、聖剣エクスカリバーに力が宿ってしまった訳ではあるんだけどね。
愛奈が勉強苦手な理由が分かった気がするよ。
解釈が単純過ぎるんだ。
「そ、そうなのか!?でも、確か『男性が貴方を見て勃○した時は、男性がセッ○スや性処理をしてほしい時です。気付いた時には怖がらせずに優しく導いて上げましょう。赤ちゃんが出来るチャンスです。』ってネットには書いてあったぞ!?」
な、何だと!?
誰だそんな知識を書いた奴は。
「愛奈、ネットの知識を鵜呑みしてはいけません。今、愛奈との間に赤ちゃんが欲しい訳じゃないからね。」
しっかりと訂正してあげた。
多分愛奈の中では、「修史があたいを見て勃○した→こ、これは修史があたいとセッ○スしたい→つまりあたいを孕ませたい→あたいが率先して導かなきゃ」とか、そんな感じにでも考えたのだろう。
俺はただ、愛奈とエッチしたいって考えただけで…うん?
…否定とか余計な事を言わずに、そうだね!とだけ答えていれば…今頃愛奈とエッチ出来てたのでは!?
今は、誤解だったのか!なーんだ!みたいな雰囲気になってしまったけれど。
…俺は…チャンスを…生かせなかった…のか…。
く、悔しい!
「な、なんだそうなのか…。まったく、焦ったぜ。あたい、男の導き方とか知らねーしな。でも、男の人ってそう簡単に勃○はしないって書いてあったのに、修史は勃○しやすいんだな。ははっ!」
何だろう、この早漏だねって言われた時みたいな心のダメージは。
というか、この世界の男はなかなか勃○しないって初耳だし。
あ、だから女性にとって男性の勃○はチャンスであり、男性からの合図でもあるのか。
なるほどね。
「…僕は…特殊だからね。まあ、だから僕が勃○してても気にしないでくれよ。」
「んっ!分かったぜ!でも、修史が…その…セ、セッ○スしたいって時は言ってくれてもいいんだぜ!あたいは構わないからな!」
「はいよ!さて!それじゃ気を取り直して勉強を…。んっ?」
何か今、とんでもない発言があったような…。
…まあ、今日はもうチャンス逃しちゃったしどうでもいいか。
ああ、勿体ないことしたなぁ。
(しゅ、修史の野郎、さりげなくあたいが勇気を出して、いつでもセッ○スさせてあげるって言ったのに軽く流しやがった。修史はあたいを女として見てないの…かな?まあ、あたいはこんな体型だしな…ははっ。それに、修史は好きな人としかセッ○スしたくないよな…。あたいは…修史の事…こんなにも…。)
「ほら、愛奈ボサッとしないで!時間は有限だよ。勉強しよう。」
「う、うるせー、分かってるって!やればいいんだろ、やれば!」
愛奈は何故かぷんすか怒っていた。
でも、何故か悲しそうな寂しいような表情も見てとれた。
…どうしたのだろう?
ここで、まあいいかと気にせずに流しても良いのだが、女の子のそんな表情に気付いて流すような俺ではない。
マイナスな感情をプラスの感情に変えるのだ!
そのために原因を徹底的に追求してやる。
「愛奈、どうした?そんな寂しそうな顔して?」
「う、うるせー、良いからとっとと勉強教えろ!」
「そんな事言わないでよ愛奈たん~。言わないと…くすぐり地獄の刑だ!」
お子様が反抗的な時は何かを隠している証拠だ。
くすぐり続ければ、悩み?か何か寂しい表情をした原因を教えてくれるだろう。
立ち上がって椅子に座ろうとした愛奈を持ち上げ、ベッドに倒す。
そして、脇や首筋などくすぐったくなりそうなところを攻めまくった。
なお、決して下心はない…よ?
「あはははっ…ちょっ…修史…やめっ!」
「とっとと白状しろ~!ほれ、ここが弱いか?」
「あははっ…ゲホッ…ちょっ、ほんとに…やめっ…あはははっ!」
「止めて欲しくばギブアップしろ~。ほれほれ~。」
「…わ、分かった…い、言うから…あはははっ!」
愛奈が降参したので止めてあげた。
体をビクンビクンッさせながらぜぇぜぇと息を切らしている愛奈が落ち着くのを待った。
…ちょっとエロかった。
「どうしたの愛奈。怒ったかと思えば寂しそうな顔して。何かあった?」
愛奈が落ち着き体を起こしたので聞いてみた。
「そ、それは…修史がセッ○スしたいときは、あたいが相手になってやるって言ったのに…軽く流されたから…なんか…傷ついて。もしかして修史はあたいの事嫌いなのかなとか、体型的に好みじゃないのかな~とか考えたら…悲しくなって…。」
「なるほどね。…ちょっと待ってね。」
「…分かった。」
……あれ?愛奈、そんな事言ってたの?
そんな大切な事を俺は聞き逃してたのか!?
アホだな俺、死んだ方がいいんじゃないか?
女の子を傷つけるなんて最低だ。
しっかり謝ろう。
「…ごめん、愛奈、そんなつもりは無かったんだ。俺は愛奈が嫌いな訳では無いから安心してほしい。…でも、愛奈。セッ○スは友達同士でやることでは無いんだ。両思いの恋人がお互いをもっと愛したい時に、愛を確認するための行為なんだよ。…だから、簡単に相手になってやるっていうのは違うと思うんだ。」
そうだ、恋人同士が愛を育むためにセッ○スは存在してるんだ。
俺は大切な友達をそんな道具みたいに使いたくない。
性欲のために愛のないセックスをするくらいなら、風俗に行って綺麗なお姉さんに抜いて貰うか、自分で解消させる。
「不安にさせたのは謝るよ。嫌いとか好みじゃないとかそういうのじゃないから安心して。…そうだっ!愛奈のその…相手になるって発言は無かった事にしよ。愛奈の俺を気遣ってくれる気持ちは十分伝わったからさ。」
俺はそう言って愛奈の頭を撫でた。
その体は何故か震えていた。
少しの間、口を閉じていた愛奈だったが、何かを決心したかのようにキッ!と俺に向かって言い放った。
「あたいは好きでもねぇ奴に、セッ○スの相手になるなんて言わねぇよ!あたいは修史が好きなんだよ!大好きなんだよ!だから、修史に我慢して貰いたくないし、気持ちよくなって貰いたいから…さりげなくだけど…頑張って言ったんだよ!決して軽い気持ちなんかじゃねぇんだよぉ!」
俺は愛奈の目をしっかりと見て聞いた。
その目からはうっすらと涙が流れていた。




