奥さん! アーマーゾーンッ!ですっ!
奥さん、お久しぶりになってしまいました、すみません。ジャガイモ毒のエッセイを書いたときに、すっかり『奥ダメッ!』を更新した気になってました。
長く開けたにも関わらず3人も奥さんが増えてる……ありがとうございます。もっと面白い読み物が他にあるとも思うのですが……生まれが農家じゃ無ければ、知らないことばっかりで面白いのかな?
今回は今年の新顔野菜さん、やっと収穫しましたのでそれを紹介します。
ゼブラ柄のトマト『Amazon』さんです。だいぶ赤くなりましたね。見えにくいと思いますが、ひびの入っているものがありますね。梅雨で雨が多くて土中の水分が多くなると、皮の成長と中身の成長のバランスが釣り合わず、パリンと割れちゃいます。
あんまり酷くなければ食べちゃいますが、売り物にはなりませんねぇ。
これは食べられませんね……。すでにコバエにナメナメされてましたし。生ゴミ堆肥にしますので完全に無駄にはなりません。
こんな感じで割れるので、トマト専門農家さんはハウスでの水分養分をしっかり管理した栽培をしているわけです。
私のとこは『食べる分より余る』くらいでいいやっ感じで、トマトは100株位しか栽培してませんから露地で屋根すら付けてません。
おっと、脱線。アマゾンさん収穫しました。
うん、名前の謎が解けた気がする……。昭和の仮面ライダー『アマゾン』ですね?
あのライダー、こんな柄じゃありませんでしたか? 私、あの独特の変身シーンだけ知っているんですよね。放送は見たこと無いのに……。
え? お買い物サイトしか知らない? またまたー、若さアピールとかし……いデデデ、耳を引っ張って怒るとか、それこそ昭和のオカンですよっ!?
また脱線。
アマゾンさん収穫して食べてみたわけです。サイズはピンポン玉くらいで、果肉はしっかりした硬めのタイプ。種の周りのゼリーも少なめでした。
『他のトマトより旨味成分が多い』との謳い文句の通り、トマトの味が濃い。甘さは梅雨のせいもあって弱かったですが、これから夏本番になれば期待出来そうでした。
生食なのに煮詰めたトマトソースの様な味わい。見た目でドン引き、とならないならオススメですね。
まだまだ新しい品種な上に、特殊な見た目なので直売所でも見かけないとは思いますが、もし見つけたらチャレンジしてみて下さい。
こんなトマトもあると新しい扉が開けるかもですねー。では、またね。




