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奥さん! 黒光りするアレの話ですよっ!

 こんにちは、奥さん。ん? 殺虫剤を握りしめてどうしたんです? 『G』?

 やだなぁ『黒光りするアレ』と言えば『ナス』に決まってるじゃないですかー。早とちりですか。おっちょこちょいですねー、奥さんは。

 あ、ちょ、まって缶はダメ、缶はほんと痛いですからっ。


 はい、いつものお約束でした。しかし、いつの間に分裂したんですか、奥さん。してないの? 8人になってるじゃないですか。

 わかりました!『スコッパー』さんってやつですね?


『8人のスコッパー、なろうの谷底を掘る。野菜の話が溢れて埋め戻そうにも、もう遅い。なんだか続きが気になってブックマークを入れてしまった件』


 まぁまぁ良い長文タイトルが出来ましたね。いらない才能と思ってましたが、読者様との交流のきっかけになりました。世の中、なにがあるかわかりませんねー。


 前回がなんだか暗い話になったので、今日は楽しく『ナス』のお話を!

 ナスはナス科です、あたりまえですねー。違ったらトマトさんとジャガイモさんが迷子になっちゃいます。


 スーパーですと『ナス』『長ナス』って感じで、長さの違う2種類の紫のナスしか見れませんね? ところがどっこい、ナスさんは非常にサイズ、形、色が違う品種が沢山あります。


 まずサイズ、小さいものはひと口サイズ。大きいものは500gを超えてソフトボールより大きいですねー。

 小さいナスはお漬物コーナーで辛子漬けで売ってるのが、一番目にしますかね? 山形県の『民田(みんでん)ナス』が有名でしょうか。


 お次は形、一般的なスーパーの『ナス』って表示のものは『中長ナス』と呼ばれてます。まぁ農家とその周囲の流通関係以外使わないでしょう。

 あとは『長ナス』、『中長ナス』より長いナスです。30cmにもなる『ひもナス』なんて物もありますねー。

 ほかに丸型、京都あたりの『加茂茄子』や大阪の『泉州水ナス』が有名ですかね。


 最後に色、さすがナス科の親分、色とりどり。紫、緑、白、ゼブラ、赤紫があります。紫しか知らない? あー、奥さんスーパーしか知らないですから、痛っ! スプレー缶投げましたねっ! まだ持ってたんですか。もー。


 奥さんも若い頃、疑問に思った事があるはずです。……て、訂正します『若くてキレイな奥さんが、美少女だった頃』です……。はい! 本心ですっ!


 えっと、中学の英語です。『ナス』は『eggplant』と習いましたよね。直訳で『卵の木』、なんでや! 卵は白いだろ! って思ったはず。

 この『エッグプラント』はアメリカ英語でして、イギリス英語だと『オウバジーン』スペルが『aubergine』です。


 ざっくり言うとアメリカには最初に白ナスが持ち込まれ、その栽培が一般的になったようです。白ナスなら『あ、畑の木に卵がなってる!』って言うのも理解できますねー。


 ナスさんは日本のみならず、世界中で栽培され品種も沢山あります。

 タイではカレーに入れる緑色でピンポン大のナス『マクアポー・ピンポン』

 イタリア、スペインあたりは紫と白の縞々や赤紫と白の縞々などが愛用されているとか。


 日本でも各地にご当地ナスがありますねー。愛されています。奥さんの住んでる地域にもあるんじゃないですかね?


 私はさっき出てきた『民田ナス』をベースに品種改良されたであろう『梵天丸』を好んで栽培してます。身の締まりが良くて、漬物にした時の歯切れの良さがたまらないですね。加熱した時にぐんにゃりしないし。


 白ナスも作ります。お散歩の人がじろじろ見ていきますね。こっちは加熱で、とろとろになります。厚めに切ってステーキで。じゅわーっと甘さと旨味が舌をダイレクトアタックですねー。

 うちのは大きくなる品種なので、中をほじって器にして『まるごと食べられるナスのカップピザ』の様な料理を作ったこともありました。

 掘るのが得意なスコッパーさんは、作ってみては?


『子供、ナス嫌いだし』ですか? 最近はピーマンより嫌いなお子さんが多いとか。炒めものや漬物でぐんにゃりする食感が原因とか何とか、テレビで見た記憶が。

 乱切りのナスを素揚げに食べさせて下さい。『これなら食べられる。美味しい』となるようです。その番組で実験してました。ナスは素揚げにすると甘味が出て美味しいですからね。


 1回素揚げにすると紫や白の色がキープ出来て、お料理の見映えが良く仕上がります。麻婆茄子なんかは特にそうじゃないかと。油をけちると皮が茶色に変色しやすいですからねー。


 目利きは、光沢のあるツヤツヤしたナスを選びましょう。直売所だと色々な品種が出荷されているかもしれません。特徴がそれぞれにありますので、どんな料理に向いているか店員さんに聞きましょう。お気に入りが見つかるといいですねー?


 あ、品種によってはヘタのトゲが鋭いものがありますので、直売所で買うときは気を付けてね。新鮮だと指に刺さりますし、すぐ折れてトゲが取れなくなりやすい。

 家庭菜園でナスを作るときは『ヘタ』『葉の裏側』『茎』にあるトゲにご用心。


 ちと長くなりましたね。では、またね。

 次は何にしようかなー。

ブクマ、評価ありがとうございます

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― 新着の感想 ―
[良い点] おお!茄子ですね! 有名どころですと、京都の賀茂茄子が思い浮かびましたね。 賀茂茄子の田楽は中学生の家庭科の教科書にも載っていました。 そしてやっぱしゼブラ… ナス科ってゼブラ多いのでしょ…
[一言] ナスと言えば揚げ浸しが好きです。 今夏は、白ナス探して挑戦します("⌒∇⌒") 最初、女性と思って読んでましたf(^_^;
[一言] このノリ好き。 ナス美味しいですよね。味噌だれな焼きナスが好きです。 紫しか知らなかった……
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